第１０話 ページ11
『エマちゃーん！』
次の日の金曜日。私は集会の前に、エマちゃんに明日のデートのことで相談していた。
エマ「ん〜…Aちゃんはなんでも似合うんだけど…やっぱりガーリーなのが良さそう」
『ガ、ガーリー？？？』
エマちゃんは手を顎に添えて「ん〜」と悩んでいる。
『や、やっぱり私には「分かった！」…へ？』
突然肩を掴まれてそう言われる。エマちゃんの目は、キラキラしていた。
エマ「てことではい！今すぐ千冬に好みの服装を聞いて来〜い！」
『えええぇぇぇぇ！？！！ちょ、ちょっと！』
相変わらず私を軽く押すと、千冬の元へ自然と足が向いた。
『…あ、あの！』
千冬「！どうした？」
『…松野君の好きな女の子の服装って何？』
千冬「え？…そうだなぁ…千冬って呼んでくれたら教える」
突然の言葉に赤面する。
千冬「なんだよ、昨日は名前で呼んでくれたくせに…俺達付き合ってんだからさ、名前で呼んでほしいな」
わぁ、やめて！！そのウルウル！いくら先輩でも後輩の私がうろたえるんですけど！
私は深呼吸をすると、呼んでやった。
『ち、千冬！！』
どうにでもなれ！！そう思いながら叫ぶと、松…千冬は赤面して私の視界を暗くした。
『ちょ、見えない！』
千冬「今こっち見んな！/////////」
あぁ、もう。私の彼氏ってなんでこんなに
可愛いの？
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rina - 私も面白いと思った。更新してほしい! (2022年12月11日 15時) (
レス) @page13 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕も面白いと思いました！更新待ってます！頑張ってくださいね〜！ (2022年9月27日 21時) (レス) @page13 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年9月4日 8時) (レス) @page13 id: 51e47c3894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA | 作成日時：2022年8月1日 8時
