化物と政府 ページ3
Noside
政府内のとある会議室
大勢の役人が集まるなか、
1人の女性が壇上に連れていかれる
「貴女に審神者を任命する
行き先は"ブラック本丸"だ
推薦理由は、
霊力が多いこと、刀を扱え戦えることが理由だ
…行ってくれるな？」
5人ほどの重任を目の前に彼女は微笑みながらいう
貴方「ちなみに拒否権はありますか？」
重任の1人が椅子に寄りかかりながら言った
「ふん、あるわけなかろう
貴様は今から役人ではない、審神者だ
分かったらさっさと荷物を纏めて出ていけ」
彼女はそれを聞いても微笑みを崩すことなく
姿勢をただして一礼し、
大勢の役人の前を通り部屋に戻っていった
・
部屋に戻った彼女は荷物を全て捨てていた
「あの子、やっと居なくなるんですって」
「長かったわねぇ…」
「化物が居なくなるのか、
やっと安心できるなー」
「化物は何処にいっても嫌われるというのに…
本丸の刀剣達が可哀想だわ」
そんな彼女の周りでこそこそと喋る元同僚達
化物…
彼女は何時もそう呼ばれていた
理由は人より霊力が多いから
本来ならば折れた刀を治すことなど不可能
しかし、彼女はそれを治してしまった
それからだった、彼女は化物扱いされたのは
それでも辞めずに役人の仕事をまっとうした
しかし、それも今日で終わり
貴方「終わった…」
全て捨て終えた彼女は腰に差した刀と
必需品だけをもって部屋を出ていった
政府の外に出ようとしたとき、
目の前に人が現れた
彼女はすれ違って少し歩いて止まった
？「まさか、こうなるとはね…」
貴方「仕方ないよ、皐月」
黒髪をポニーテールにした女性、皐月凛音
彼女の唯一の親友
皐月「彼らの本当の目的、わかってる？」
貴方「勿論、分かってる」
皐月「物資は私の権限で少しだけ送るから
呉々も彼等の思惑通りにならないでよ？」
貴方「はいはい」
皐月「あと、これ、持っていきなよ」
渡されたのは1振りの刀
貴方「これっ、て…」
皐月「時雨のもう1人の親友、三日月宗近」
彼女の愛用していた刀は２振りあった
一方は腰に差している菊一文字
もう一振りは、三日月宗近
しかし、三日月宗近は政府から提供されたもので
本来ならば持っていけるはずがなかった
皐月「時雨はそれがなきゃ駄目でしょ？」
貴方「ありがと、行ってくる」
私は振り返らずに政府を出ていった
皐月「いってらっしゃい
…柚月」
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ぽこぽん(プロフ) - Momo_Tarouさん» ありがとうございます！更新頑張るので気長にご愛読下さいな(’-’*)♪ (2020年3月28日 8時) (
レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - ぽこぽんさん» おめでとうございます！！読者としてもとても嬉しいです！！頑張ってください！！ (2020年3月28日 0時) (レス) id: d211bb56f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 皆様のご愛顧のおかげで20000hitを越えました！作者として嬉しい限りです(*^^*)これからもどうぞご自愛くださいm(。_。)mﾍﾟｺｯ (2020年3月27日 19時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - ありがとうございます！そう言っていただけるとすごく嬉しいです！私も頑張って更新するので気長に待って頂けるとすごく嬉しいです(*^^*)(全然上から目線でどうぞ☆ (2020年1月12日 15時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - とっても、面白いです！！更新が遅くなったって構いません！！気長に待ちます！！(構わないってなんか上から目線ですよね…すみません(汗) (2020年1月12日 12時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年12月16日 17時
