怪異とトリップしてきた六つ子 (ページ27)

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☆25話ページ27

トド松said

どうして………。

「ぼく、トド松とずっと一緒に居たいよ？でも、それは許されないことなんだよね。だって、ぼくは…ぼくたち３人は死んじゃってるから。」

「十四松～！(泣)」

「俺だって、生きて一松と一緒にもっと色んな所に行きたかった。でも、お前がいない未来は嫌だったから、庇ったんだ。良いな？」

「うん。……うん！？」

「カラ松さ、ぼくはお前の悲しい顔なんか見たくないんだよ。だから、笑えよ！！お前は笑ってる方が良い。だってぼくは…お前の笑顔に惚れたんだから。」

「わかったよ。笑うよ！！ボク、ちゃんと人一倍元気な空っぽカラ松でいるよ！！」

「おぅ！それでこそ、ぼくの好きなカラ松だ！」

これで………コイツらが居なくても、歩んでいける気がする。

コイツらがいない未来………。

そんな世界で、ボクたちは何をしてるんだろう。