神の嫁【桃】

６話目 ページ8

夢主side

姉「はぁ！？嫁！？コイツが！？てかアンタ誰なのよ！不法侵入で訴えるわよ！」
桃「虚言癖もほどほどにしたら？おじょーさん」
姉「なっ…！何が虚言癖よ！私はホントに神の嫁に…！」
桃「あーはいはい、妄想癖もほどほどにねー」
姉「はぁ！？」

わぁ…姉さんが正論でボコボコにされてる…

姉「てか！！何回も言わせないで！アンタ誰なの！！」
桃「俺？俺は神。あぁ、言っとくけど、神は６人しか居ないから。それも、嫁いんの俺だけだし」
姉「嫁…って…は？コイツが…？」

私の方を指さし、フルフルと震え始める。

姉「うっ…嘘よ！そんなの絶対嘘！私の方が…私の方が…！！」
桃「あーはいはい、ウザイウザイ。行こ、A。やっぱここ危険。なーくん達に頼も」
『あ…はい…』
桃「そーだAのおかーさん」
母「……何よ」

さとみさんは軽く微笑んだ後、

桃「A、貰ってくね☆」

とだけ言って、私の腕を引っ張った。

しばらくして天界に戻ると、他の５人は驚いたように目を開いた。

青「あーーーー」(脳死)
紫「さとみくん…早い」
橙「えー、さっきまで無かったやん。数分で何があったん？」
赤「あはは…さとちゃんらしい…」
『え？私になんか付いてますか？』
黄「Aちゃん…ここ」

るぅとさんが、左頬辺りを指さした。

手元に出現した鏡で見てみるも、何も付いていない…

黄「あぁ、そっか…Aちゃんには、見えないんでしたっけ」
『へ？見えない？』
紫「見えるようにしてあげるよ…えいっ。はい、これで見えるようになったよ」

もう一度鏡を覗くと、私の左頬に赤いハートマークが。

『えっ、何これっ！？』
桃「それ、神の嫁って証な。普通の人なら見えないけど…Aをいじめたり、誘拐しようとした奴には見える」

でも、こんなのいつ付けたんだ…？

桃「え？ほっぺにチューした時」
『あの時か！！』

なんの意図も無いと思ってた！

桃「あ、チューしてなかったね？」
『んっ、け、結構です！』
桃「またまたぁ〜？照れちゃって〜？」
『照れてないです！』

この後、５人の前でチューして、さとみさんがななもりさんに怒られてたのは、また別のお話…
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【らいたーるーむ！】

もじすぅ…(´；ω；｀)


【次回予告！】

文字数無いから書かない！

お楽しみに！(？)

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