呪われた子�� ページ9
今後の展開どうしようか迷いまくり。
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任務を終え、時刻は午後の六時近く。
俺は任務先で買ったケーキが入った箱を片手に、
伏黒家にお邪魔しようと歩みを進めていた。
『(津美紀はショートケーキ。
恵はチョコケーキで良かったかな…)』
家に帰ろうと思っていたが、
現在進行形で反抗期な恵が心配だ。
だから、顔だけも見てこようと直帰をやめた。
(前までは君付けだったが向こうの年齢的にもやめた)
『(少し久しぶりかな…
…あぁ、津美紀の卒業祝いぶりか)』
あの時は三人で寿司を食べに行ったっけ。
それから、ホールケーキを食べて、
ゆっくり学校の話とか聞かせてもらったっけか。
楽しそうに話す彼女の顔を未だに覚えている。
一方、恵は未だに呪術師をやりたがらない。
やりたがらないという表現は少し不適切だけど。
まぁ、他人に将来を決められたくないよな。
『ん？』
プルルルとポケットに入っている携帯が振動する。
電話だ。
…誰からだろ。高専か？
そう思い、立ち止まって見れば、
【伏黒恵】という文字。
俺は不思議に思って首を傾げながら、
携帯を耳に当てた。
『もしもし』
「Aッ、津美紀がっ…突然倒れて…！
それから目を覚まさねーんだ！！」
『は？』
思わず、ずるりと手から携帯が滑り落ちそうになる。
津美紀か倒れた？
目を覚まさない、だと？
……まさか！！！
そこまで考えて走り出す。
『今どこ！？』
「い、家！！病院に連絡、は、した！」
『俺も近いから、家に行く。
恵は津美紀の傍にいてあげて』
「わ、かった…」
ピッと電話を切って、
走る。
箱の中のケーキがどうなろうが、
もうそんなの気にしていられない。
後悔もするのは後だ。
俺はただ走った。
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Moon(プロフ) - 続きよろしくお願いしますm(_ _)m (7月21日 16時) (
レス) @page29 id: 95380bd188 (このIDを非表示/違反報告)
ナン - 本当にずっと大好きです！ずっと待ってます！ (2022年9月25日 7時) (レス) id: 4fd43f08d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ - 本当に大好きで、1年くらい前から何周もして見させていただいておりました。もっかい見たくて久々に来たけどまだとまってるぅ泣いつまでもつづきまってます！！！ (2022年8月9日 3時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 完結済みなのでしょうか...?私はこの作品がとても好きで何回も見にきては更新を楽しみにしています。現実の方でも忙しいと思いますが頑張ってください！！ (2022年5月29日 21時) (レス) id: b108857f79 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - この作品は完結済みですか？大好きな作品なので、続きがすごく気になります！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page29 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年3月7日 15時
