黒く黒く�� ページ26
『コイツで最後っだぁぁ！』
「ﾄﾞﾝﾊﾞﾄﾞﾝﾊﾞ」
コロコロ転がるソイツを追いかけ、
頭から鎌を落としてやれば、
「ｷﾞｬﾌﾞｯ！」と言い、消滅した。
俺の番は終わりだな。
トンっと一歩後退する。
『よし、乙骨！狗巻！』
「はい！行きます！」
後ろにいるであろう二人に言うと、
刀を出した乙骨が呪霊に向かい、
狗巻はその後ろで機会を伺う。
いや、あの…乙骨よ。
里香が肩から出てんぞ。
「ォ��ッ！？！？オ��オオオォオォ」
「(怒った！なんで！？)」
『乙骨、クールタイム中にやれよー』
やっちゃえ、ゆうた。
じゃないよ。
どっかの車会社のキャッチフレーズみたいだよ。
それ。
「ッ…！(硬い！！)」
乙骨が刀で呪霊を切りつける。
しかし、呪霊の身体は思った以上に硬い。
こりゃぁ…今の乙骨じゃ倒せないのでは？
呪力を刀に込めるのも精一杯だし。
「��動くな��」
「！」
狗巻がサポートで、呪霊の動きを止める。
乙骨の実践練習なのを、
狗巻は理解しているみたいだ。
「はあぁっ…！！」
もう一度、と呪霊を切り裂く。
先程よりは傷が深い。
でも、呪霊は倒せない。
『狗巻！』
「��潰れろ��」
「バ？」
呪言で呪霊がぐしゃりと潰れた。
や、やっぱ強いなぁ……あと単純にかっこいい〜。
そうじとりと狗巻を見ていると、
帳があがる。
「しゃけ」
「…うん、お疲れ様！」
パンッとお互いの手を叩く二人。
うんうん、青春の１ページだ。
「先生、帳が上がりましたよ」
呪具を持ったままの俺を見ながら、
乙骨が帰りましょうと微笑む。
それを見て、俺は呪霊がいた場所を見る。
『いや、先帰ってよ。
俺寄るとこあるから』
「そうですか？」
「…………しゃけ」
狗巻が乙骨の腕を掴み、
伊地知がいる方へ歩き始める。
「え？え？」と乙骨が俺と狗巻を交互に見るが、
微笑みながら手を振ってやったら、
振り返してきた。単純だ。
『さて、』
くるりと振り返り、商店街を眺める。
この残穢、間違いなくアイツだ。
忘れるはずがない。
最悪の呪詛師、鬼島海斗。
だが、姿は見えない。
『お前は俺が必ず_______』
━━━━━
━━━
━
「あぁ残念。
噂の里香ちゃんを見たかったのにねぇ。
でもまぁ、彼が見れたから良いか。
ふふ、世界をもっともっともっと！壊さないと」
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Moon(プロフ) - 続きよろしくお願いしますm(_ _)m (7月21日 16時) (
レス) @page29 id: 95380bd188 (このIDを非表示/違反報告)
ナン - 本当にずっと大好きです！ずっと待ってます！ (2022年9月25日 7時) (レス) id: 4fd43f08d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ - 本当に大好きで、1年くらい前から何周もして見させていただいておりました。もっかい見たくて久々に来たけどまだとまってるぅ泣いつまでもつづきまってます！！！ (2022年8月9日 3時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 完結済みなのでしょうか...?私はこの作品がとても好きで何回も見にきては更新を楽しみにしています。現実の方でも忙しいと思いますが頑張ってください！！ (2022年5月29日 21時) (レス) id: b108857f79 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - この作品は完結済みですか？大好きな作品なので、続きがすごく気になります！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page29 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年3月7日 15時
