呪いの子�� ページ2
記録_２０１６年１１月東京。
同級生による執拗な嫌がらせが誘因となり、
首謀者含む４名の男子生徒が重症を負う。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
教室の壁に背をつけ、自分の足を抱えては、
ガタガタと震える男子生徒が一人。
黒い髪に内気そうな顔立ち。
教室に彼以外の人は居らず、
辺りは静まり返っていた。
そう、彼以外に人は居ないように見えた。
ギィィと音を立てながらロッカーが開く。
ポタリポタリと赤い血がそこから流れ出た。
床に赤い花が咲く。
「ごめんなさい」
ロッカーの中に敷き詰められた男子生徒。
圧縮され、
身体のあちこちがバキバキに折れ曲がっている。
生きているのかも分からない悲惨な状況だ。
少年はそんな彼らに謝罪を述べていた。
ずっと、
ずっと。
・・・・しばらくそうしていると、
突如、教室のドアがガラリと開いた。
その音に少年はビクリと身体を震わせた。
薄い茶色い髪。
後ろ髪は肩まであり、
それは黒に近い色をしている。
蜂蜜色の瞳が少年を映す。
全身を真っ黒に染めたその姿は、
一般人とは思えない。
私服警官というなりでもない。
少年は怯えたようにさらに身体を縮こませた。
もしかしたら、
なにかされるかもしれない。
この人を殺してしまうかもしれない、と
恐怖を感じていたのだ。
現れた男は、
そのスラリとした足で少年の元まで来る。
ビクビクしながら顔をあげれば、
男は少年を見ながら微笑んだ。
優しい声が聞こえた。
『大丈夫、俺はお前をいじめに来たわけじゃねーから』
特級呪術師、天童Aが現場に急行。
無事に少年、乙骨憂太を保護した。
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「完全秘匿での死刑執行？有り得ないでしょ」
「しかし本人が了承した」
「未成年の…１６歳の子供ですよ」
「逆に何人呪い殺されるか分かりません」
「ではやはり「えぇ。
乙骨憂太は呪術高専で預かります」
呪いの子_
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Moon(プロフ) - 続きよろしくお願いしますm(_ _)m (7月21日 16時) (
レス) @page29 id: 95380bd188 (このIDを非表示/違反報告)
ナン - 本当にずっと大好きです！ずっと待ってます！ (2022年9月25日 7時) (レス) id: 4fd43f08d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ - 本当に大好きで、1年くらい前から何周もして見させていただいておりました。もっかい見たくて久々に来たけどまだとまってるぅ泣いつまでもつづきまってます！！！ (2022年8月9日 3時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 完結済みなのでしょうか...?私はこの作品がとても好きで何回も見にきては更新を楽しみにしています。現実の方でも忙しいと思いますが頑張ってください！！ (2022年5月29日 21時) (レス) id: b108857f79 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - この作品は完結済みですか？大好きな作品なので、続きがすごく気になります！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page29 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年3月7日 15時
