ホストに恋した俺 (ページ6)

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6話ページ6

それから数日後

今日は給料入ったからいつもよりはお金使える！って事でホストクラブへ。

デリヘルの仕事はまだ出来てへんけど、今日はパーっと使お。

照「星夜を指名で」

流「あ！照史。」

照「星夜！今日は給料入ったから、いつもより高いお酒頼めるで！ドンペリとか入れる？」

流「あのさ、照史。話があんねん」

照「ん？どうしたん？」

流「…もうここには来んといて」

照「…え？何で？俺が男の客やから？お金あんま使わへんから？それやったら俺稼いで来くるし…」

流「そういう事ちゃうねん。照史にここに来て欲しないねん」

照「何で…」

女客「星夜居ます？」

あ、前に星夜と一緒に歩いてた人や。

やっぱ星夜はこんな綺麗な人がええんや。俺みたいな奴やなくて。

照「わかった…俺帰るわ。もう来えへんからさ。じゃ…」

流「照史っ…！」

星夜が俺を呼んでるけど、無視してお店を出た。

照「馬鹿やな俺。ホストを本気で好きになってまうなんて」

淳太くんも言うてたやん。本気で好きになって傷付くのは自分って。

ホストを好きになっても結ばれる事ないのに…

傷付くってわかってたけど、やっぱ拒絶されたら辛いな。

それからは、星夜との思い出は全部消した。

出来るだけ星夜の事を思い出さないように。