第4話 ページ5
貴女said
壁が壊されてから数年後...
あれから数年が経ったけど未だに記憶は戻らない。ただ、分かったことがいくつかある。
1つ目は私は歳を取らないこと。あれから全く見た目が変わらなかった。
2つ目は私は巨人に食べられない。この間に壁の外にこっそり出ていったけどあった巨人はみんな私のことを無視していった。
3つ目は体温がないこと。決して寒い訳では無い。でも、どれだけ身体を温めても温かくはならなかった。
4つ目は人や巨人が死ぬことやスリルに快感を感じていること。
自分のことを知れば知るほど自分が分からなくなる。私は一体何者なんだろうか。
『あぁ。きもちわるいなぁ』
私は力なく笑った。
『ふぅ…外に行こうかな』
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【外】
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ
女性「パンを1つ分けてくださいませんか？」
デブ男「なぜだ？ワシは腹が減っておる！パンをもう10個持ってこい！！」
金を持ってそうな太った男の人が怒鳴っていた。
女性「私には子供がいるんです！どうか1つだけパンをください！！」
デブ男「そんなん知らん！貧乏人は餓死してしまえ！そんなにパンが欲しいなら金を持ってこい！」
女性「お金はないんです！お願いします！！！子供も私も…」
デブ男「なら死 ね！！」
ほら。あれが人間だ。人間は残酷で自分勝手だ。
女性1「可哀想に。」
男性1「なんて奴なんだ。」
男性2「誰かあげてやれよ。」
裏では言うくせに行動には移さない。人間はみんな〈偽善者〉だ。
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アイニ - 一体彼女に隠されたのは一体なんだ 読気が気になります。頑張ってください (2019年11月14日 2時) (
レス) id: 92dbbce567 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になって仕方ありません!!更新お願いいたします (2019年8月4日 8時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じ意見です (2019年8月2日 11時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 続き楽しみにしてるよこんなにおもしろいのに見てない人がたくさん居て勿体ないなあ (2018年9月26日 3時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりむり | 作成日時：2017年7月17日 20時
