第2話 ページ3
貴女said
私はとりあえず壁の上に登った。
壁の中にはたくさんの人間が暮らしていた。
なんとなく分かってきた。人間はあの大きな人間から身を守るためにこの壁を作ったのだろう。
そこで私は思った。
『馬鹿みたい。』
こんなに大きな世界なのにこんなにも狭い壁の中で暮らしているなんてまるで家畜だ。
あの大きな人間の方がよっぽど自由だ。
それなのに人間はとても満足しているようで楽しそうだ。世界を知らずに笑っている。
とても滑稽だった。
『なんてつまんない所なの』
そう思った。
それから私は壁から降りた。
門番みたいな人はお酒を飲んでいて私には気づいていなかった。
『無防備ね』
私は街の中に入っていった。
しばらく歩いていると、1人の金髪の男の子が数人の男の子に囲まれていた。
男子1「悔しかったら殴り返してみろよ！異端者！」
？「くっ…そんなことするもんか！それじゃお前らと同レベルだ！」
男子1「なんだと…！？」
？「僕の言ったことが正しいと思っているから、言い返せなくて殴ることしか出来ないんだろ？」
男子1「うぅ…」
？「それは僕に降参したってことじゃないのか！？」
男子1「う、うるせぇこの屁理屈野郎！！」
男の子が殴ろうとしたところで私は手を掴んだ。
？「！！」
男子1「離せよ！」
男子2「なんだよお前！！」
『いじめは良くない(ｷﾞﾘｷﾞﾘｯ』
私は掴んだ手をもっと強く掴んだ。
男子1「いっ痛てぇよ！！」
男子2「わ、分かったから！！もういいだろ！？」
私は手を離した。
男子2「よっ良かったな異端者！女に助けてもらって！！」
彼らは走り去っていった。
『君、大丈夫？？』
？「あ、はい！ありがとうございます！僕はアルミン･アルレルトです！えと…あなたは？」
『私はAよ。怪我はない？』
アルミン「大丈夫です！」
『えっと…ちょっといい？』
アルミン「はい？」
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アイニ - 一体彼女に隠されたのは一体なんだ 読気が気になります。頑張ってください (2019年11月14日 2時) (
レス) id: 92dbbce567 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になって仕方ありません!!更新お願いいたします (2019年8月4日 8時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じ意見です (2019年8月2日 11時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 続き楽しみにしてるよこんなにおもしろいのに見てない人がたくさん居て勿体ないなあ (2018年9月26日 3時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりむり | 作成日時：2017年7月17日 20時
