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継子6 ページ6

『そういえば師範、どうして私を継子にしたんですか?水と炎なんて相性最悪じゃないですか。』








師範に甘味処に強引に連れて行かれ、団子を食べながら隣に座っている師範に聞く。



師範は団子を頬張りながら少し考える素振りを見せた後、団子を飲み込んでこちらを見た。







杏「君は強い!磨けばもっと強くなれると思った!!相性なんて関係ない!だからだ!他に何か聞きたい事はあるか!!」


『いえ、ないです。』







そう言えば師範はまたうまい!うまい!と言って団子を食べ始めた。








…まるで昨日の事が嘘のようだ。



犬のように人の匂いを嗅いでいたのに朝何事も無かったかのように鍛錬をして甘味処に連れてこられた。



思い出しただけで身の毛がよだつ。



まぁあれは話してしまった私も悪いが。



それでもあそこまでやるだろうか。






「カァァー!A!任務ダ!!竈門隊士トトモニ南南東ヘ向エ!!」


『あ、任務だ。行ってきますね。』







椅子から立ち上がって師範に挨拶して行こうとすると、クンっと羽織りを引っ張られた。





杏「…気を付けるんだぞ!」


『?はい。』






一瞬、嫌そうな顔をしてしまったがばれていないだろうか。



半ば無理矢理振りほどいて任務に向かった。









_______________




無事炭治郎と任務を終え、話しながら藤の家紋の家に向かう。



いくつか話をした後、炭治郎が急に黙ったので首を傾げる。





炭「A。」


『ん?』





急に立ち止まった炭治郎に釣られて自分も足を止める。


なんで炭治郎は顔が赤いのだろう。





炭「突然なんだが、その、俺Aの事が…す、好きなんだ。ちゃんと幸せにするから、付き合ってくれないか?」





顔に熱が集まるのが分かる。






『………私でよければ……。』


炭「ありがとう!絶対幸せにするから!」






照れながら返事をすれば、ぱぁっと顔を輝かせた炭治郎に抱き締められとても幸せな気持ちになった。









_______________


Aさんの鴉は黒丸(こくまる)といいます。

男の子です。


羽織りは白地に下の方が青のグラデーションです。



突然の炭治郎の告白……。




これからどうなるのでしょうね!!

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ホノハ - 煉獄さんが怖いけど、そこもいい!! (2021年11月11日 18時) (レス) @page9 id: 8dccd387ce (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - きなこむしさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けたようで何よりです!!!読んで下さりありがとうございました!!! (2021年1月29日 10時) (レス) id: cae380dc3e (このIDを非表示/違反報告)
きなこむし - 煉獄さんは純愛じゃなくヤンデレ一択!しかも千寿郎君もヤンデレ?兄弟で素晴らしいです!ぜひまたの作品を楽しみにしています!素敵な作品ありがとうございました (2021年1月29日 0時) (レス) id: 965738ec66 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 澪さん» そんな事無いですよ。褒めていただいて嬉しいです!ありがとうございます!!! (2020年3月20日 21時) (レス) id: cae380dc3e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 椿さん» いえいえ!!椿さんの神小説が表現力と語彙力が激高過ぎたので影響されたのかもしれないですね!(>v<# (2020年3月20日 20時) (レス) id: 001cac99b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2019年11月15日 19時

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