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愛39 ページ39

槇「迷惑を掛けたな。」




幸い、命に別状はなく1週間程の入院で済むとのこと。




『日中だったのに、どうして狙われたんですかね?』


槇「さぁな。普通なら夜に狙うが、俺はあまり家から出ないからな。
それに、人混みの中で刺されたのが不幸中の幸いだったな。」





たいして気にしていないようで暇そうに窓の外を眺めている。


もう日は沈みかけ、夕焼けの中に濃い青が広がり満月が輝いている。






杏「A。俺は少し警察と話があって時間がかかってしまうから先に帰ってくれるか?」


『分かった。』


槇「ちゃんと戸締まりをするんだぞ。」


『はい。槇寿郎さんもお大事に。』






そう言って病室を出る。






きらきらと輝く夜の街を歩く。







今日の晩ご飯どうしようかな。


明日から学校だ。


皆に会うの、ちょっと気まずいな。






そんなことを考えていたからか、警戒心が無かった。





薄暗い路地裏の横を通り過ぎようとした時、誰かに腕を掴まれ引き摺り込まれた。


明るい街から一転、暗い路地裏に引き摺り込まれ視界が悪くなる。


腕を巻き込みながら腹に腕を回され、ぎりぎりと凄い力で押さえ付けられ、息が出来ない。



暗闇に慣れてきた目で相手の顔を見ると、黒い短髪で長い睫毛を持った青年がいた。


杏寿郎とそんなに歳は変わらないように見える。



『貴方、誰っ、』


猗「俺か?俺は猗窩座。お前が杏寿郎の女か。
とりあえず気を失ってくれ。運びづらい。」





そう言うと猗窩座さんに手刀をされ、意識を手放した。









.









.









_______________



猗窩座からのメールが来て確認する。



ちゃんと連れて行く事が出来たようだ。



順調に事が進んで行く。




父上が襲われたのも計画通りだ。




今日は彼奴らに余計な事をされたが、少し予定が早まっただけで何の問題もない。




俺は明日父が襲われ、妹が誘拐され絶望する人間を演じればいい。



演技は得意だ。




思わず笑みが零れる。





父上には悪いが、こうでもしないとAを俺のものに出来ない。






あぁ、やっと手に入れた。






もう逃がさない。

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椿(プロフ) - ゆっきぃさん» ありがとうございます!!楽しんでいただけて嬉しいです!!これからも更新頑張ります!! (2019年11月10日 14時) (レス) id: cae380dc3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきぃ - やっぱり最高です…!!!なんかもう炭治郎が目撃しちゃったけどまだ真実バラすなとか思っちゃってます(ヤンデレ最高です…!これからも頑張ってください!! (2019年11月10日 14時) (レス) id: 103a520591 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 天華さん» そんな事ないですよ。私も書きながらぐへへへ言っている変態ですから…!(`・ω・´)キリッ読んでいただきありがとうございます!これからも頑張ります!! (2019年11月9日 23時) (レス) id: cae380dc3e (このIDを非表示/違反報告)
天華 - 待って、ヤバい、好き。ヤンデレを見て興奮している私は・・・・変態....!? (2019年11月9日 22時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - あおさん» ありがとうございます!!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります!!! (2019年11月9日 20時) (レス) id: cae380dc3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 x他1人 | 作成日時:2019年10月19日 16時

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