腐男子な俺が転生したのは真逆の＿＿【東リべ】 (ページ3)

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長い夢を見ていた気がする。だけどその夢を打割るかのように耳に「おーい！」と聞こえる。なんだよ、俺死んだんだから起こすなよ。そんな気持ちでゆっくりと目を開ける。あれ、、なんで死んだのに目開けれてんの。

「お、やっと起きた。あんた、早く学校行かないと遅刻するわよ」
『…誰？？』
「…はい？？」

　目を開ければ、フライパン片手に俺を起こしてくるお姉さん。若いっすね。いや、違くて、マジで誰？？え、、てかここどこ！？

「はぁ、、あんた等々頭おかしくなったの？？殴られすぎて頭いかれた？」
『いや、、俺殴られてないんすけど、、』

　目の前の美人さんに戸惑いながらも答える。殴られる？誰に？？てかなんで俺喋れてんの？？まじで転生しちゃった系？？

　それだったら嬉しすぎるけど、まずこの目の前にいる美人が誰か教えてくださいっっ！！

「じゃあ、何で母親のあたしを誰とか言うのよ。母さんなくけど」
『、、母さん！？！』
「びっくりした、急に叫ぶな。」

　俺の母さんだった。え、、やだ俺こんな美人が母さんとか嬉しすぎる。『俺の母さん美人すぎない？？』と思ったことを言えば「、もうっ、そんなこと言ったってなんも出ないよっ！」と叩かれたけどこれまたどこのゴリラとかで言うように力が強かった。

「まぁ、あんたの状態は知んないけど早く着替えて学校行く準備しな。」
『はーい』

　ウキウキらんらんで洗顔しにいく。今の俺の顔どんなってんだろーって気持ちで。鏡の前に立つと、水色の瞳して黒い髪の毛。そして、この女みたいな顔立ち。

『…貴方誰ですか？？』

　自分の容姿にびっくりしすぎて質問しちゃったじゃん。いや、うん。前世の俺より綺麗な顔立ちしててびっくり。髪の毛綺麗だし、、母さんがあれなら俺も美人になるわけだ。

　洗顔もして、学校って言ってたし制服あんのかなぁってタンスを引っ張り出す。なんか、、制服ちっこくね？？

『てか、身長もちっさいじゃん。』

　
　前世の俺、180あったんだけど急に160ぐらいになってる。この体の人すげぇな。なんて感心しながら母さんの料理食べて学校へ行く。学校ってどこかわかんなかったから聞いた時は「急に変わったわね」とか言われた。

　ひとつ思ったのは、、ほんとにここどこの世界？？