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「今日の練習はこれで終わり！」
スタッフが体育館を後にしたその瞬間…
『はあぁ…』
溜め込んでいた溜め息が零れた。大丈夫、まだ溜まっているから(何が大丈夫だ)。
それにまだ体育館には選手が沢山残っている。
本当は残って自主練をしたかったけど、仮にも男子の練習に参加させてもらっていた身だから、私は一足先に体育館を出た。
石井「お疲れ様〜！よく頑張ったじゃん！」
『…いつもの3倍疲れた』
石井「関田くんともちゃんと話せてたしねえ」
『…あれは仕方なく、です…！』
名前を出されて誰？と思ったのは内緒。唯一コミュニケーションをとったのはセッターだけで、優希さんが言っているのはその人だと思う。あと会話したのはスタッフさんで、アドバイスを聞くぐらい。ブランコーチとは勿論、英語。たまにイタリア語が出るけど。
石井「それでもちょっとヒヤッとしたけどね…」
『あれは無意識でした…』
石井「柳田くんとも一緒にパス練してゲームでチームにもなれて〜、よかったじゃない」
『そ、それは…！』
石井「なのに憧れの人とも喋れないって…ちょっとは勇気出してアタックしなさいよ」
『無理ですー！』
話せないものは話せないの！
私が同年代の男性と話せないのにはちゃんとした理由がある。
引っ込み思案だった私がバレーボールに出会ったのは小学1年生の時について行ったママさんバレー。バレーの上達と共に身長もぐんぐん伸びて、いつしか男子に身長をからかわれるようになってしまい、そこからいじめが始まった。いじめは中学までで、高校は数少ない女子校を選択。
身長をからかわれる事は無くなったけど、過去のトラウマのおかげで同年代の男性と上手く話せなくなってしまった。
皆が皆そうじゃないっていうのは分かってるんだけど、どうしても身体と頭が拒絶している。
石井「あと4日あるんだから、せめておはようくらい言わなきゃね」
『う…難易度高すぎぃ…』
.
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しおん(プロフ) - はるかさん» お返事ありがとうございます！そのように言っていただけてとても嬉しいです(^^)もっともっと甘くなるように努力致します！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: cd6fb91589 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - いえいえ、直して頂きありがとうございました^^ 柳田さんがｲｹﾒﾝすぎてどきどき止まりません笑 (2019年12月10日 12時) (レス) id: 625bd2f9b0 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - はるかさん» 初めまして！お立ち寄りありがとうございます(*^^*)申し訳ありません、誤字でした。主人公の事です！ご指摘ありがとうございます、修正致しました。今後ともよろしくお願いします(^-^) (2019年11月28日 9時) (レス) id: cd6fb91589 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 小説読ませて頂きました！ところで、『間宮』さんって主人公のことですか？？ (2019年11月28日 8時) (レス) id: 625bd2f9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおん | 作成日時：2019年11月26日 16時
