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エースくん……3 ページ49

「っエース!!後ろ、後ろ!!」

「はぁ?何後ろっ……あ、リドル寮長……」

後ろに仁王立ちしているリドルを見てさっきまで威勢の良かったエースくんも萎んでしまった

それを見兼ねたケイトさんが焦りながらリドルの機嫌を取ろうと喋りかけるが冷たく突っぱねられてしまった


『……(そういやアズール……い、いない?!)』


居なくなったアズールを必死に探しているとアズールはお盆を返していた

あ、アイツゥ……!!俺を見捨てて行きやがった!!

俺がアズールの方を睨んでいるとアズールは大変にこやかな笑顔で笑ってどこかへいってしまった


『……ぐ……(アズールの薄情者!!偽善者!!顔が良い!!)』←

「はぁ……A、声を荒らげてしまって済まないね。これで僕は失礼するよ」


リドルはそう言うとくるりと回ってどこかへと歩いていった

じょ、女王様がおかえりなさった……←


『……(ま、でも周りの声聞いてるとこの独裁政治もそろそろ崩れそー……)』


俺は周りのハーツラビュル寮生たちのヒソヒソ声を聞きながらそう思った

そりゃあんな態度で怒るだけの女王様になんて誰が着いてくかっての……


『トレイさん。俺もお暇させていただきますね。そろそろチャイムもなりそうですし』

「あぁ、悪かったな。お前も巻き込んで……」


トレイさんはそう言うと眉をすくめて、そう申し訳なさそうに笑った

トレイさんもいつまで目背けてんだか……なんて思いながら俺はトレーを持った


『いえいえ、俺は全然気にしてませんよ。それでは……』


俺はトレイさん達にそう頭を軽く下げて、トレーを返して自分のクラス2ーBに向かった

さて、あの独裁王国もどうなる事やら……

この小説の続きへ→←エースくん……2



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みお - 入学式のとき、なんで棺桶に入れられてないの???? (2021年10月14日 11時) (レス) @page23 id: 3c9473d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - しゅしゅさん» 報告ありがとうございます!!今直してきまぁぁぁーす!!!! (2020年11月6日 7時) (レス) id: 4cd24d09ae (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ - 45ページの『俺の品』、『お礼の品』じゃないですか?(ボソッ 違ったらすみません。 (2020年11月6日 5時) (レス) id: 634d30d2c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - ミントさん» あ、も、申し訳ございません!!そうです!!今すぐ変えてきます!!ご報告ありがとうございます!! (2020年10月30日 16時) (レス) id: 4cd24d09ae (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 35ページの話でドアに使用中の[髪]とあったんですが[紙]のことですか? (2020年10月29日 22時) (レス) id: ac7b68e424 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろくま | 作成日時:2020年10月18日 16時

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