社畜、生まれ変わります【ツイステ】

俺だって怒ります2 ページ42

『っはぁ、はぁ……っ(……あぁ、どうしよう)』


俺は無我夢中で走りながらそんなことを考える

あんなの完全に八つ当たりじゃねぇか……俺は大人なのに……なに子供に……

俺はそんな不安をもんもんと頭の中で考えているとドンッと誰かとぶつかる


『っいてて……す、すまな……あ、アズール……(何で今なんだ……)』

「っ……しっかり周りを見てくださいA。僕だったから良かったものの他の人だったら……」


アズールはパッパと服についたホコリをほらいながら俺にそう注意をする

アズールは言い終わると何かあったんですか？と聞いてきて俺の頬に手を伸ばしてくる


『っ!!触んな!!』

「いたっ……!!」

『あ、い、ちが、ご、ごめん、アズール……!!』


俺はそう言ってアズールの顔を見ずにまた逃げるように走り出した


『…はぁ、っはぁ……(ここまで来れば……)』


あれから数分間走り続けて俺の体力は底尽きていた

ふと、周りを見てみるとどうやら植物園の前まで来てしまったようだった


『……(あー、どうしようどうしよう)』←


フロイドたちが謝って許してくれるか？許してくれねぇなぁ!!(白目)←

アズールなんか八つ当たりも八つ当たりだし俺からぶつかったのにあの態度……終わった……←


「なぁ」

『ひょえっ!!』


誰かに声をかけられ振り返ってみるとそこには実験服を身にまとった緑髪の人がたっていた

…………誰だこの人……←

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