四十七ミリ ページ2
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相沢先生の話も終わり、心操と一緒に帰っていた。
一緒と言っても、住んでる場所も大分違うので、駅まで。
私は、静岡県に住んでいるけど、出久とは近
い訳ではない。そこんとこ理解しといてね！
だから一緒に帰れないんだ。
しょぼん。
駅に着き、心操と別れた。
あいにく電車の中は混んでいて、席に座れなかった。
ドア近くの手すりに掴まり、今日の出来事を思い出す。
一日で轟くんと凄く仲良くなれたなー...。
ただ純粋に、友人が増えた事が嬉しかった。
彼が、少しだけでも心を開いてくれたような気がしたから。
ふふっ、と思い出し笑いをしていた。
しかし、この後私は、一生トラウマとして忘れる事が出来なくなる事件が起きるとは知らず。
轟side
体育祭が終わり、電車に乗りながら今日の出来事を振り返っていた。
電灯と話してる時間、楽しかったな
と、電車で体を揺らしながら考えていた。
今日は、いつも以上に混んでるな...。
そう思って辺りを見渡す。
すると、見たことのある後ろ姿があった。
短い黒髪を一本で結んでいる、女の子。
そう、電灯だ。
その瞬間、パアッと気持ちが晴れてきた。
なんだかめちゃくちゃ嬉しかった。
俺は「すいません」と言いながら道を空けてもらい、電灯の近くまで行き、話しかけようとする。
「で…」
電灯、と言おうとしたが、途中で止めた。
明らかに電灯の様子がおかしかったから。
小刻みに体が震え、今にも泣きそうな顔をしていた。
いったい、どうしたんだ...？
俺は気になって電灯の周りを見てみた。
...は？
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のまーん(プロフ) - 千々さん» おけまる (2019年8月22日 14時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
千々 - え、ねえねえ、どうやったら文字のリンク張れるの？ここで雑談まずいから談話室の方来てよ。 (2019年8月22日 11時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年8月8日 21時
