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「どこいくの?」
潤「んー別に決めてない」
「はい?」
潤「まぁ適当に走ろうぜ」
もう遊びの達人松本潤に任せようと、私はそれ以上聞くのをやめた
潤「.....」
「......」
潤くんと2人で車で出かけるのは家に越してきたばかりの時以来
運転してる姿は何度か見ているけど、ちらっとみたらあまりにも格好良すぎて思わず目を逸らしてしまった
お風呂上がりで髪はノーセットだし服装だって部屋着だ
それなのにこんなにも絵になるなんて、、ずるい
潤「何かかけたら?」
「え?あ、うん」
潤「なに、緊張してんの?笑」
視線は前に向けたまま潤くんが笑う
操作がわからずラジオ番組ばかりかけてしまったわたしを見かねて、赤信号になったタイミングで潤くんが操作し音楽に切り替えた
「っ、してないよ」
潤「そ?ちなみに俺はしてる」
「え、なんで?」
.....ていうか潤くんって緊張するんだ
潤「助手席に好きな子乗せてたら誰だって緊張するっしょ」
、、？
好きな、、子？？？
潤「さ、着きましたよお嬢さん」
「、、、、あ！！」
いつのまにか着いていた場所は、大型のトラックやバスが何台もずらりと停まっていて正面には路面店やワゴンが連なっているこの時間にしては不自然なほど明るくて人気があるところ
「サービスエリア！！！」
潤「ここのメロンパン超上手いの、知ってる?」
「え、知らない食べたい！」
潤くんに聞き返そうとしたことをすっかりと忘れて、サービスエリアに揃ういろんな美味しそうなご飯たちに夢中になった
「わっ！すごいいい匂い！肉まんだ！」
潤「ばか危ねっ、すみません」
「ご、ごめんなさい」
はしゃぎすぎたあまり前から来た40代くらいの男性にぶつかってしまった
潤「子供かよ」
「へへっ、つい笑」
潤「で、何？肉まん？」
「そう！あそこ！」
潤「ふーん、いいよ行こっか」
「っ、、？！」
私より先に歩き出した潤くんが、私のことを抜かすタイミングで手を握る
自然と私はそれに引っ張られるように歩いた
「じっ、潤くん？！」
潤「迷子防止」
「はっ、！？」
潤「これならどこも行かねえじゃん」
「...?」
繋いでる手を上げて所謂恋人繋ぎというやつに変えると、潤くんはまた歩き出す
恋人繋ぎをして歩く夜中のサービスエリアは、やけにドキドキして、
ちょっぴりイケナイことをしてる気分になった
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ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
