オーエル3 (ページ7)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:158,951 hit

99 ページ7

カランコロン

と木製の扉が開くと同時に私と直人さんが顔を上げた

「あれ、大野くん!」

直「よぉ智!」

さ、智...?

....え?

智「え、A?」

「え?」

え、なに

....どういうこと？？？

直「なにお前ら知り合いだったのか?」

智「え、なおっさんA知ってんの..?」

直「知ってるも何もここで働いてるからな」

またまた私の思考は停止

栞さんとにのと大野くんが繋がっていた時以来の衝撃

最近世間の狭さを実感することが多いな

智「まじか..」

直「なんだよ言えよ!」

「まさか2人が知り合いだったなんて...」

3人で目を丸くしてると窓側の席からオーダーが入り、頭がついていかないままとりあえずその場を離れた

-

直「どういう関係だ?Aと」

智「あぁ、今一緒に住んでんのシェアハウス」

直「はっ、ちょっ、お前まじか。てことは雅紀も知ってんだよな」

智「あぁ、相葉ちゃん?もちろん」

直「カァーッ、世間は狭えなぁ」

はやくAに会いたい気持ちが先走って2時間も前に家を出てしまったおれは、なおっさんが駅の近くで店をやってるのを思い出し来てみた

前々から来いとは言われてたけどずっと行ってなくて、、

そしたらそこにAがいるんだもん

いやまじでびっくりした

直「ちょうど今お前の話ししてたんだよ」

智「..俺の?笑」

直「..まぁ、あいつも色々抱えっからさ、なんかあった時は広い心で受け入れてやってよ」

智「...」

受け入れるよ

Aのことなら

なんだって受け入れるつもりだ