オーエル3 (ページ23)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:158,952 hit

115 ページ23

雅「この辺もういいんじゃない？！」

潤「皿貸して」

.

用意した食材はどんどん焼けていき、
やっとお食事スタート

駿「おいしー！！！」

潤「いっぱい食えよ～？」

潤「はーい！」

自分たちで一から用意し具材を揃え、みんなで外でワイワイ食べる

バーベキューで味わえるこの雰囲気が大好き

昔はよくやったけど、またこうやって大人になってやるのはまた違う楽しさがあるなぁ

お酒も飲めるし！

雅「翔ちゃんも来て欲しかったなぁ」

ユウカ「なんでこないのあのイケメン」

「イケメン笑」

ユウカ「イケメンじゃないですか？ほんと中身はチキンだけど顔はいいんだよなぁ」

「ユウカさんの彼はどんな人なんですか？」

ユウカ「んー、一番潤くんに似てる..かな？中身は」

潤くんかぁ

ってことは、家庭的で紳士で..私の中でぐぐっとユウカさんの彼がとてもイケメンないい人の印象に変わる

ユウカ「まぁ私はその人の方がタイプなんですけどね～？」

和「うるせぇな」

ユウカ「どう？私と付き合う気になった？」

和「ならねぇわ」

ユウカさんはもぐもぐご飯を食べてる私の隣のにのを指差す

にのは目線も変えずそのままご飯を食べ続けてた

すごいな、、こんな自虐に出来ちゃうなんて、私が思っているよりユウカさんはうんと強い女の子かもしれない

そして私が思うより2人の関係はあっさりしていると感じた

和「ペース早くね？」

「楽しいと飲みたくなっちゃう」

和「弱えんだからあんま飲むなよ」

はーい、と言いつつまた缶に口を付けた

だって、少しくらいお酒の力も借りないと..

自分が呼んだくせに、
にのと栞さんがいる空間に一緒にいるのはやっぱり辛い

和「ん、もう酒ないんだっけ」

潤「中の冷蔵庫入ってる」

「私行くよ」

和「いいよ、何飲みたいの？」

「梅酒」

和「の前にこれ飲む、ほい」

前に置かれたのは烏龍茶

これさっきにの飲んでなかったっけ..

和「それ飲まないと梅酒あげない」

「...ケチ」

にのを睨みながらプラスチックのコップに入った烏龍茶を飲み干せば、「偉い偉い～」と頭を撫でて、コテージの中にお酒を取りに行った