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ユ「今女の子1人なんですよね?ほんと気をつけてくださいね!変態ばっかなので!」


智「こっち見んなや」


ユ「ねぇ、今度遊びに行ってもいい?」


智「あぁ、みんな喜ぶと思う」


ユ「やったー!じゃあお姉ちゃんと一緒にお邪魔しよーっと」


智「.....」


ユ「じゃあね!みんなにもよろしく!」





その後ユウカさんは買い物カゴを持って去っていった





「大野くん?」


智「んぁ、エリンギ、エリンギ探して」


「え?あ、うん」





なんだかあの2人の微妙な距離感、どこかに感じた違和感があれ以降ずっと頭の片隅に残ったまま消えなかった




-


-






「ただいま〜〜」



玄関な鍵を開け、中に入ろうとすると



ガシッ



「、?」



あけようとドアノブにかけた手を大野くんに掴まれた



智「ここから俺がいいよっていうまで目を開けちゃダメね」


「え?あ、うん..でも荷物..」


智「俺が運ぶから」




そう言われると、いつから持っていたのやら変な目のイラストがついたアイマスクをつけられて完全に視界が真っ暗に



両手を大野くんが掴み、ゆっくり前に進んでいく




智「ストップ、ここ段差あるから」


智「はい、ここ右」




いつもいる場所なのに、目隠しをされているとまるでどこかわからない




真っ暗闇な中で頼りになるのは大野くんの声と、掴んでいる手だけ




「え、まだ?」


智「ここからはちょっと危ないから、」


「外す?....っ、えっ?!」





その瞬間ふわりと体が浮いた




「まってまって!ちょっとまってむり!」


智「あ、だめだよ目隠し外したらチューするよ」


「.......」


智「ひでぇ(笑)」




目隠しされていてもわかる



これってもしかしてもしかしなくても、

絶対に、

お姫様抱っこ、ってやつだ




「ねぇ重いからだめだって」


智「んー?んふふ」




だめだ全然会話が成立しない




智「はい着いた、降ろすよ〜」


「.....」




ふわり、と優しく降ろされる


本当にお姫様にでもなったんじゃないか、と錯覚するほど




「...もう、」


智「ほい、じゃあ部屋でちょっとまってて」


「...わかった」


智「ん、じゃあまた迎えに来る」




大野くんはスタスタと階段を降りていった


わたしより細いんじゃないかと思ってたのに..


これがギャップ萌えというやつか......?





言われた通りわたしは自分の部屋で、迎えが来るのを待っていた

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ちゃんまい(プロフ) - 新しく恋したにのと結ばれてほしいけどそれまで主人公が辛い思いをするなら、たぶんきっと早い段階で好きになってくれた翔くんや潤くんどちらかと結ばれてほしいって思うし、でも気持ちをストレートに言ってくれる智くんもずっと近くにいた雅紀くんもいい! (2019年6月24日 9時) (レス) id: b08c1cfdbb (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - にのと結ばれますように。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 092a98dfdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろぱ | 作成日時:2019年5月25日 2時

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