64 ページ21
-
潤「さっ、そろそろだぞ〜」
「大野くん寝てるけど」
潤「まじ?、その人俺の運転する車でいっつも寝んだよ」
「安心してるんだね笑」
いつのまにか隣の大野くんは寝ていた
車を走らせること30分
映画のワンシーンに出てきそうなキラキラ輝く夜景
もう少し先らしく、車は坂道をぐるぐると上がっていった
潤「着いた」
「大野くん起こす?」
潤「大野さーん、着いたよー」
智「..ん、」
うっすら目を開けて周りを確認した後また目を瞑ってしまった
何しにきたの大野くん...
潤「そのうち起きるよ笑」
「ならいいけど笑」
先に潤くんと2人で車を出て、高台から街全体の夜景を見下ろした
さっきまであんなに高く見えたビルが摘めそうなほどに小さい
あの広いドームだって手の上に乗せられそうだ
「家見えるかな」
潤「見えねぇだろ、もっと向こうだよ」
「そっかぁ...、っていうかこの夜景大野くんと2人で見に来ようとしたの?」
潤「いやーさ、夜のドライブ好きなのよ笑 だから暇そうな大野さん連れてはよく走ってるわけ笑」
「仲良し〜〜」
この2人ってそんなに仲よかったんだ..
もうあの家に来て結構経つと思ってたけど、まだ知らないことはたくさんあるんだな
潤「あの人地元のしょぼっちい夜景で3時間とかそこにいれるタイプだからね」
「あー、なんか納得..笑」
潤「Aは?デートで夜景見にきたりしないの?」
「、え?」
潤「彼氏、いるんでしょ?」
そんな話されると思ってなかったから、急に胸がドキンと跳ねた
「...んー、1回だけ行ったかな。でも友達カップルも一緒に..その時彼免許持ってなかったから」
潤「そうなんだ、今は?」
「..さぁ笑」
潤「、?」
「免許取ったのかな..分かんない」
潤「....付き合ってんだよな?」
「......分かんない」
その後潤くんは「そっか、」とだけ言った
それ以上何を詮索する訳でもなく、夜景を眺めてた
そんな潤くんの横顔は、本当に綺麗で
絵画から飛び出してきた王子様みたいだと思った
「..綺麗」
潤「だろ?来てよかったっしょ?」
「...うん」
夜景よりも綺麗、だなんてどっかで聞いた臭い台詞を本当に言いそうになり慌てて飲み込んだ
智「うぉ〜すげぇ」
「あ、おはよ」
潤「やっと来たか」
そのあと大野くんも起きてきて、
しばらくは特に何を話す訳でもなく3人でぼーっと夜景を眺めていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 337人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃんまい(プロフ) - 新しく恋したにのと結ばれてほしいけどそれまで主人公が辛い思いをするなら、たぶんきっと早い段階で好きになってくれた翔くんや潤くんどちらかと結ばれてほしいって思うし、でも気持ちをストレートに言ってくれる智くんもずっと近くにいた雅紀くんもいい！ (2019年6月24日 9時) (
レス) id: b08c1cfdbb (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - にのと結ばれますように。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 092a98dfdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年5月25日 2時
