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DY「…病院での話なんだけどさ。その……赤ちゃん欲しいって…」
「ごめん。」
DY「…え？」
「嫌だったよね、私の気持ちだけで赤ちゃん欲しいとか言っちゃって
流れで先生には赤ちゃん作るの頑張るって言っちゃったけど、心配しないで。次病院行く時にちゃんと考え直すって言うから！」
DY「A…」
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嘘だってすぐ分かった。どれだけ一緒にいると思ってるのか、僕の目はごまかせない。
何より病院で僕との子供が欲しいって言ってくれた時、あんなに戸惑ってたけどすごく嬉しかったんだ。君の彼氏だから当たり前なのかもしれないけど、これからも側にいてもいいんだって安心した
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ベンチでそんな事を考えながら微笑んでいるうちに、子供みたいにブランコに座り込むA。きっとすこしガッカリしてるんだろうなと後ろからこっそり近づき、その小さな体を抱きしめた
その瞬間空が全部オレンジ色に染まったんだと気づいた
君が横顔が1番綺麗に輝いているから。ほら、夕陽を浴びてキラキラしてる
そんな君の耳元に呟く
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DY「＿＿＿＿＿＿＿＿」
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あ、何やってんだ。もうずっと一緒にいるのに間違えてしまった。
僕の顔を見てハテナを浮かべる君にごめんと言い、反対の耳に顔を寄せる
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DY「A、僕と結婚してください」
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指輪も最高のロケーションも何も準備していない、何の雰囲気もないプロポーズだったけど、君の瞳にはみるみる涙が溜まっていく
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DY「何泣いてんの？笑」
「だって…っ、私…若くないし、健康じゃないし、…っ、赤ちゃん出来ないかもしれないしっ、
なのに、自分からはドヨンから離れられなくてっ…」
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涙を流し続ける君の正面に移動し、その頬を拭う。やっぱり僕のAが誰よりも綺麗だ、そう思った
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DY「僕はAが良い。これからもずっと一緒にいたいと思うのも、抱きしめたいって思うのもAだけなんだ
Aに釣り合ってるのかずっと不安がってるような頼りない男だけどさ…結婚してくれる？……わっ！？」
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地面に膝を抱え込むようにしてしゃがんでいる僕に遠慮もせず飛び込んでくる君に、尻もちをついて君を抱きとめる
.
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「大好き。ドヨン大好き」
DY「わ、分かったから！笑
…それで？プロポーズの返事は」
「ふふっ、もちろん。こちらこそお願いします」
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夕日に包まれて愛を誓い合った僕達が、今世界で1番綺麗だと思った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿end
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jfpzGmohs5(プロフ) - これっめもしかしてHey!Say!JUMPの歌だったりしますか！？！？ (11月13日 23時) (
レス) id: 5451b6343b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - どのお話もとっても素敵です…楽しく読ませていただきましたありがとうございました (2023年3月8日 5時) (レス) id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
由利(プロフ) - なんかマークの話エモくて（？）泣きました（ (2022年8月12日 23時) (レス) id: 236b7ecb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなこ
| 作成日時：2022年1月14日 15時
