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高校一年生、秋。色んなことが変わった
クラスは春から考えられないほど仲良くなり、担任は雑用を押し付けなくなった。衣替えも終えた
そして……君は突然学校へ来なくなった
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DY「チェ・Aは休み……っと、」
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部活やらデートやらをするため皆いなくなった教室で1人、日誌を黙々と書き進める
もう何日目だろうか。こうして、クラス名簿の彼女の欄に休みの文字を書いているのは。不意に気になって過去を辿ると、夏休み開け少ししてからもうずっと来ていない
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DY「先生、日誌です」
『おう、ありがとなー』
DY「じゃこれで…」
『あ、キム・ドヨン。待て』
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担任に背を向け歩き出そうとした瞬間呼び止められ、何かと振り向けば紙が擦れる音に、音の通りの紙の束
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『これ、チェ・Aの家持って行ってくれないか？』
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"どうして僕が？" そう思う前に、口で "はい" と答えていた
正直気になって仕方なかったんだ。彼女が何故学校に来ていないのか、学校に来ず何をしてるのか
担任に教えられた住所は、僕の家からそれ程遠くなかった。土地勘がある場所のため、彼女の住所の場所に近づく度何故か胸がドキドキした
会って何を話そう。学校での話をしようか、あぁそうだ。君がいないせいで僕が日誌係の仕事を全てすることになってるよ、そう小言でも言ってやろう。
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そんな事を考えていればあっという間についた古びたアパート。君の家は左から2番目。少し緊張しながらインターフォンに人差し指を持っていこうとしたその時だった
罵倒の声が聞こえてきたのは。
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"帰ってくんなって言ったのに……っ、なんで帰ってくんのよ!? あんたさえいなけりゃねぇ、私は自由なの、幸せになれるの！"
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耳を疑った。本当にここが彼女の住む家なのか。
1度部屋から離れて住所を確認するが、やはり合っているようだ
ドラマでしか聞いた事のないような会話に、罵声に。その声の主が誰かは分からないが、もう一度部屋に近づいて見る
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"帰ってくるんだったらね、金くらい持ってきなさいよ！何度も言ってるでしょ!?自分の体売るなり何なり出来るのに……っ、なんでこんなに出来損ないの娘なの!?"
"稼いできたから……っ、"
"……は？たったの5万？1週間もほっつき歩いてこれだけ？はっ、あんた体の価値も無さそうだね。笑"
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すすり泣くその声は確かにチェ・Aの声だった。
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jfpzGmohs5(プロフ) - これっめもしかしてHey!Say!JUMPの歌だったりしますか！？！？ (11月13日 23時) (
レス) id: 5451b6343b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - どのお話もとっても素敵です…楽しく読ませていただきましたありがとうございました (2023年3月8日 5時) (レス) id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
由利(プロフ) - なんかマークの話エモくて（？）泣きました（ (2022年8月12日 23時) (レス) id: 236b7ecb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなこ
| 作成日時：2022年1月14日 15時
