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TN side
あの日……Aが愛してるといったあの日からおかしい
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DY「……なに、全然顔見せなかったのに最近ずっとここにいるじゃん。A待ってんの?」
TN「ははっ、テンが?なんであんな奴を待つの?笑」
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口ではそう言って笑うけど、何故ここに居るんだろう。客はそれほど多くないが、ドアが開く度視線はしきりにそっちに行くし、知らない顔に何故か気分が悪くなる
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TN「あの女も馬鹿だよね。最後にテンに愛してるなんて言ってさ……恥ずかしくないのかな」
DY「テン、さっきからAの話ばっかり
珍しい、テンが同じ子の話するの」
TN「あぁ〜ドヨンうざいから寝る」
DY「あ？またかよ!?」
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ドヨンの声は無視して裏に入っていく。ベットに横になれば毎日の如く頭を埋め尽くすのはA
それがウザったくて雑に頭をかいてみるけど結局消えてくれない
嫌いでうざくて腹が立つのに、会いたくてたまらない
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TN「……なにこれ」
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目を閉じるとまた浮かんでくるその姿に、何故か夜は心地よく眠りにつけるんだ
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"テン"
どこからか久しぶりに聞くその声が耳に届く
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"テン"
あぁ、Aだ。遂にテンの夢にまで出てくるんだ
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((ﾍﾟｼｯ
突然額に額に響いた酷い音と痛みに、目を開ける
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TN「……っ」
「クズ、バカ、アホ、……っきゃ」
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目を覚ました途端視界いっぱいに広がるA、そしてその子は容赦なくテンに暴言をぶつける
だけどそんなのどうでも良くて、ただその子を何故か抱き締めたい衝動に駆られ、柄にもなく自分からAをベットに倒し抱きしめる
.
.
TN「テンの事、愛してるなんて馬鹿はどっち?」
「私の事嫌いって言ったくせに、抱きしめてるなんてテンの方が馬鹿に決まってる」
TN「うん。テンの方が馬鹿かも
誰の事でもすぐ忘れられるのにAの事だけは忘れられなくて、自分が気持ち悪かった」
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久しぶりのこの体温、感触に何故か心が満たされる。別に何もしてないのに心が満たされる
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TN「Aは、まだテンの事好き？」
「…だから愛してるって」
TN「ふふっ、きもーい。笑」
「なっ……!?」
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何を思ったのか、Aにキスした。そうだAがうるさくしそうだったから静かにさせたかっただけ
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TN「ひひっ、意外と悪くないね」
＿＿＿＿＿＿＿＿end
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jfpzGmohs5(プロフ) - これっめもしかしてHey!Say!JUMPの歌だったりしますか！？！？ (11月13日 23時) (
レス) id: 5451b6343b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - どのお話もとっても素敵です…楽しく読ませていただきましたありがとうございました (2023年3月8日 5時) (レス) id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
由利(プロフ) - なんかマークの話エモくて（？）泣きました（ (2022年8月12日 23時) (レス) id: 236b7ecb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなこ
| 作成日時：2022年1月14日 15時
