夢のような、そんな話 (ページ6)

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どのくらいの時間待ってたのかも分からないジミンちゃんを、とりあえず部屋に入れて状況を整理する。

JM「ヌナ、やっと帰ってきた～」

『ねえ、どれくらい待ってたの？なんで待ってたの？え、どゆことなの』

JM「 ....質問攻め。笑」

混乱中の私に対して、
ニコニコ笑ってるジミンちゃん

.....いや、可愛んだけどさ。

JM「待ってたのは、ん～.....1時間くらい？笑」

『まじ..... 』

まあまあ長いよね？
そんなに待ってたんだ。

JM「なんで来たかっていうのは、」

『 ...？』

そこまで言うとニヤニヤして私を見るから、
よく分からない。

JM「 .....Aヌナに会いたくなったから」

『えっ..... 』

キャップを外して顔を隠してるけど、
ゆるんだ口元が見えてますよ。

JM「 .....迷惑、でしたか？」

『そんなことは無いんだけど..... 』

JM「だけど？」

そんな子犬みたいな目で見ないでください。

『びっくりしたの。笑』

JM「ごめんね？笑」

敬語とタメ語が程よく混ざってる感じとか
少し照れたような表情とか

..........ジミンちゃんってあざとい。

JM「今から飲むんですか？」

私の手にぶら下がったコンビニの袋を見て気づかれたらしい。

「大丈夫だよっ、2本しか買ってないから」

JM「僕何も言ってませんよ？笑」

..........あ。笑

『カンパーイっ』 JM「乾杯、笑」

コチン.....

缶ビールの私に対して、
コップに麦茶のジミンちゃん

僕あんまり飲まないんでって麦茶を選んでたし、
好青年というか健全というか.....

『ハーっ！美味し』

JM「ふふっ、笑
ほんと美味しそうに飲みますね笑」

『だって美味しい..... 』

JM「褒めてるんです。笑
あの日も見てて楽しかったですよ？笑」

思い出したくない過去じゃんそれ。

にしても、お酒美味しい。笑
おつまみも最高だ

JM「今日は酔わないですか？笑」

『酔わないよもう、』

JM「えー」

えー、とは何でしょうか。
また迷惑かけるわけにはいかないでしょ.....

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