【バンドやろうぜ!】和風系バンド 【男主】

二章 4話 ページ15

雨「ハァ……」


このままで僕らのバンド続くのかな…
今のままだったら前のバンドと変わらないよ……


雨「なんか…イヤだな…」


猫塚君たちは良い人たちで…僕も今の生活に満足してるけど……
こんな空気は…イヤだなぁ……


西「すいませーん‼
フライヤー配り俺等にも手伝わせてくださーい‼」


雨「!? に…西野君……」


西「俺だけやないで!空君も海君もおるで‼」


荒「はぁあ〜い‼」


雨「皆さん…‼」


猫「………お前バンドマンだろ
バンドマンならバンドマンなりの呼び込み方法があるだろ

お前ら楽器構えろ」


西「ほいほ〜い!」


荒「OKよぉ」


えっ…!?なにするんですか!?


猫「雨宮 歌え
それが俺らの出来る呼び込み方だ」


雨「! ………はい‼」


演奏を始めるとお客さんが目を止めて…足を止めて見てくれる……
すごい…!さっきまではこんなんじゃなかったのに…‼



「ねぇ!あれって海君じゃない!?」


「うそ〜!ネットでしか見たことないから生でみれて嬉しい‼」


「ベースの奴上手いなぁ…ボーカルも‼
てか全員上手くね?」


「! あれ大河と空だよ‼うわっ!海と和希までいんじゃん‼何?バンド組んだの!?」


僕らのこと元々知っている人もいるみたいですね……これなら‼


雨「ライブハウスエデンでファイナルイベントやります‼僕らも出ますよ〜‼」


猫「俺等の他にも熱いバンドが出るぜ!」


雨「良ければ聞きに来て下さいね〜‼」


ﾜｧｧｧｧ‼


西「スッゴい歓声やなぁ!お客さん集まるで‼」


荒「えぇ 良いファイナルを飾るんじゃない?」


お客さん…大勢集まると良いな……

そんなこんなで迎えたファイナルイベント当日…

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