都合のいい女

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＿＿＿＿＿＿あれは1年前の秋









『真実さん〜、酔いすぎ、、』






真実 ｢何でー！私がー振られないとーいけないのー！！！！！｣









職場の先輩の真実さんは




今日彼氏に振られて







巻き添えくらって




飲みに付き合わされた。








街中で大声で叫び始めるから恥ずかしすぎた。









カップルを見ては








お前らは早く別れろー！とか



そのうち振られるぞー！とか








すいませんと謝るしかないけど


すいません。









真実 ｢ん？、あ！アバンティーズのそらちぃだあー！夢でも見てるのかな｣









なんてふらつきながら信号待ちをしていた


彼に抱きつきに行った









『ちょ、真実さん！すいません！』







そらちぃ ｢おお、出来上がってる、(笑)｣







『真実先輩！！』







そらちぃ ｢真実さーん？(笑)｣







真実 ｢んー？そらくん？そら、？あばん？え？、え！！！！？？？？！｣









多分彼を見て酔いが冷めたのか




一気に冷静さを戻してきた









真実 ｢ごめんなさい！｣








そらちぃ ｢いえいえ(笑)｣

｢もう大丈夫ですか？｣








真実 ｢大丈夫です！｣







『｢危ないっ｣』








勢いよく下がると



体は酔いを冷めてないようで






足がふらつきまくる








慌てて体を支えると、彼も支えてくれた









『すいません、ありがとうございます』






そらちぃ ｢いいえ(笑)｣

｢ちょっと呑み直すって言い方あれですけど、酔いさましに近くの店行きません？｣







真実 ｢是非！！！！！！｣









Aも行くよ！



って無理やり連れていかれた








その時彼は何を思って誘ったんだろうか。




ここで誘われてなかったら







今こんな関係じゃなかったし







目の前にいるツリメさんと喋る機会なんてなかったと思う








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