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Story...71 ページ23

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[黒子side]



「それじゃあまたね」

と赤司君は玄関まで見送りに来てくれた。

僕達もそれぞれ「また今度」と返す。


「……それで、どうだったのだよ」
「なんか怪しいことしてたッスか?」

と赤司君宅が見えなくなった頃に、緑間君と黄瀬君に言われた。

実は赤司君がどさくさに紛れて何故か鍵を取ったのだ。
それが気になり、僕はこっそり赤司君の後を追った。


怪しいこと、といえば、


「寝室らしき部屋に、鍵を取り付けていました」
「鍵?どうしてそんなもの……」

と桃井さんは小首を傾げて考える。

「前に家のなか一通り見せてもらった時さ、寝室は一部屋でデカイベッド一台あったよね。天蓋もあって」

と紫原君は空を見上げながら言った。

確かに赤司君宅を一通り見せてもらった時、『寝室は一部屋で十分だろう』とAさんの肩を抱き寄せながら言っていた。

無駄な部屋は一切無かった。
洗面台もキッチンの流し台も、クローゼットも、棚もAさんの身長に合わせて作られていたり、Aさん中心の設計だった。

それに鍵なんてつけていなかった。


「鍵を付ける必要ある?」
「……鍵を取り付ける用途はひとつしか無いのだよ」


と緑間君は眼鏡のブリッジを上げながら神妙な面持ちで口を開く。


「―――…閉じ込める…―――」

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!!かなり時間が空いてしまってすみません……更新頑張ります!! (2016年7月17日 15時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 大量更新お疲れ様です!めっちゃ嬉しかったです!続きめっちゃ気になります!次の更新楽しみしてます(*^^*)頑張って下さい (2016年7月16日 18時) (レス) id: 804c02c8ce (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - わこるりゅ。さん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年6月27日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» こもか考えた上で赤司様は会わせようとしているんだと思います!きっと色々考えた上だと思います(私は何も考えていない←)赤司様が居るので安心ですよ (2016年6月27日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
わこるりゅ。 - もっと続きが見たいです!!頑張ってくださいね!!応援してます!! (2016年6月24日 4時) (レス) id: 8d73f86791 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月21日 0時

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