【黒子のバスケ】愛しているから閉じ込める...2【赤司征十郎】

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[赤司side]


Aはその写真を見せてきたから見る。


「へぇ。良かったね。確かA、大ファンだったじゃないか」
「そうなんです！だから嬉しくて…エリカさんも快くOKしてくれて」

とAは余程嬉しかったのか頬を薄っすら赤く染めはにかむ。
俺は全員分の食器を出し、Aの隣に座る青峰を退かし俺はAの隣に座る。


Aは「もっとファンになっちゃいました…」とはにかみながら言うから俺はAの頭を撫でた。


「今年の結婚記念日は何しようか」
「え？結婚記念日？」

とAは少し考える。


「やっぱり一日征十郎さんとゆっくりしてたいです」

とAは笑った。

そういう事を無自覚で言うから質が悪い。
自分でも顔が赤くなるのが分かった。

Aは不思議そうにする。


「じゃあ二人でゆっくりしようか」

と言うとAは嬉しそうに顔を輝かせ笑う。


「赤司君本当に愛妻家だよね！」

と桃井が笑いながら言う。


「当然だ。愛しているんだから」

と言いながらAの肩を抱き寄せるとAは顔を赤くする。

こういうところが本当に愛らしい。


「さて食べようか。A程上手くは無いけどね」

とAの頭をポンポンと撫でて箸を持つ。

Aが食べるのを待って、Aが食べたとき恐る恐る聞いた。


「ど、どうかな……？あまり自信が無くて…」
「美味しいです！」

とAは笑ってくれてホッとした。


「そうか…よかった……」


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