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Story...20 ページ22

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[赤司side]


Aが湯豆腐を作ってくれている間、俺は部屋の散乱したものを片付ける。

知らない奴が見れば空き巣にでも入られたとでも思うだろう。
これを防ぐ為にAは鍵を取り付ける様言った。

一度Aをベッドに縛り付けた事もあったが、皮膚が擦れ怪我をしたから俺が止めさせた。
「Aが傷付くやり方だけは止めてくれ」と言って。
それは止めた。


「征十郎さん…」
「なんだい?」

と深刻そうなAの声にAを見る。
Aは出来たものをテーブルに置くと椅子に座った。

俺もAの前に座る。


「いつも片付けをしてもらってすみません」
「いや、平気だよ。案外楽しいものだよ?『これはあの時買ったな』『これはAにプレゼントされたものだな』って思い出すからね」

と言うとAは悲しそうな顔をする。

そんな顔をさせたい訳じゃない。
笑ってくれ。

いつもの無邪気な笑顔を見たいんだ。


「これ以上征十郎さんに負担をかけたくありません。でも一向に治らない。だから」
「離婚なんて俺は認めないからな」
「でも……ッ!」

とAは目に涙を溜めて俺を見る。

俺はAの隣に移りAの手を握る。


「楽しんでいるのは本当だ。負担なんてない。それに俺は神に誓っただろう?いつ、如何なる時も、Aを愛すると。その誓いを破ることはしない」


と言うとAの結婚指輪を嵌める薬指を撫でる。


「Aは何が不安なんだい?俺が不倫すること?君のお父さんみたいに」


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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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和恋 - いえいえ!はい! (2016年6月22日 18時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» コメント返信ありがとうございます!!はい!頑張ります! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ!はい!はい、私もそう思います!いえいえ!続き頑張ってください。応援しています! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» 初めまして、ありがとうございます!頑張ります!この二人なら乗り越えられると思います(笑)コメント本当にありがとうございました! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - 初めまして、続き頑張ってください。征君と夢主ちゃん、凄いです! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月1日 0時

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