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[赤司side]
黛さんが何しに来たのか不思議に思いながら仕事を再開した。
葉山さんの勢いに負けてしまったがAは迷惑ではないだろうか。
Aに限ってないか。
葉山さん達に懐いているし、葉山さん達自身もAを可愛がっている。
だからこそあまり会わせたくない。
俺は後回しになる。
まぁ楽しそうならそれに越した事は無いけれど。
まだ昼まで時間があるな。
時計を見ながら思う。
「……社長。あの、ひとつお伺いしてもよろしいですか?」
と土屋が聞いてきて目だけで土屋に向ける。
それを了承と捉えたのか、土屋は聞いてきた。
「最近怪我が多いようですが…実は御夫婦の仲が上手くいっていないなんて事ありませんよね?」
なんだ、そんなことか。
俺としては充実し過ぎていて怖いくらいだ。
Aと居る為ならこの怪我だって、どんな痛みだって堪えられる。
Aの笑顔さえあれば俺は何でも出来るかも知れない。
ずっと、好きだった。
ずっと愛している。
「まさか。失礼だな。時々喧嘩はあるが、よく言うだろう。喧嘩するほど仲が良い、と」
「…ですよね。すみません。少々心配でして。日に日に怪我が増えている気がするものですから」
と土屋は言った。
父の代から秘書をしているからか、よく見ている。
その観察力は取り引きに使える。
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和恋 - いえいえ!はい! (2016年6月22日 18時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» コメント返信ありがとうございます!!はい!頑張ります! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ!はい!はい、私もそう思います!いえいえ!続き頑張ってください。応援しています! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» 初めまして、ありがとうございます!頑張ります!この二人なら乗り越えられると思います(笑)コメント本当にありがとうございました! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - 初めまして、続き頑張ってください。征君と夢主ちゃん、凄いです! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月1日 0時