体調悪すぎて困ってます2

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玲於side









裕太くんが一つ一つ教えてくれるんだけど､

全く頭に入ってこない…



しかも､体が思うのように動いてくれない…







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




亜｢玲於､ちゃんとやって｡｣


玲｢やってるし…｣


亜｢え？｣


玲｢…ちゃんとやってるし｡｣


亜｢…は？

それでちゃんとやってる？笑」


玲｢…｣


亜｢ゴメン､言いすぎた｡


でも､俺らもモヤモヤして終わりたくないし､

玲於に責任を押し付けたくないから…｣






いや､亜嵐くんの言ってることはあってる｡



そうやって思われたって仕方ないよね､

俺が悪いんだもん…





…





俺の体は､もうほぼ限界だった｡



でも､こんな空気で､

実は…なんて言い出せない｡




頭冷やしてくる､って言って､

廊下へ出た｡





行く先も決めず､

ただスタジオから遠いところに向かった｡






どこを歩いているのかも分からず､


壁伝いに歩いた｡







玲｢…ヤバっ｣






既に限界だった俺の体は､

もう力が入らなかった｡




その場に崩れ落ちた｡









気づいたら結構奥の方に来てた｡



絶対こんなとこ誰も来ないじゃん…









…









ここまで来てしまったことを後悔した｡

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