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俺が仕事に行けなくなった日から、

ちょくちょくHIROさんが家に来た。






食べ物を買ってきてくれたり、

いろんなお土産話を持ってきてくれる。



今の俺には、

申し訳ないけど、


なんの効果もない。









玲「HIROさん、

俺は…







…生きていていいんですかね、、」



HI「…玲於、

何言ってるの?」



玲「みんなは…

あんな散々な目にあったのに、


この家で俺だけ生きてても…
意味がないと思うんです」



HI「玲於、、、


気持ちも分からなくはないけどな…



…きっとあの6人は、

玲於に死んで欲しくないと思ってるはず。


絶対、

もっと生きたかった、って思ってるはず。



だから、、


あの6人の分まで生きてやれ。」





続く言葉が見つからなかった。







でも、

本当に俺が生きてる意味が分からない…



どうして生きてるんだろ……







ねぇ…


どうして、

みんなは俺を置いて行っちゃったの…






遺影の中のみんなは、

すごい笑っている。




よくそんな笑えるよね。




あの日から、俺、

一切笑ったことないよ…?









心についた傷が、また痛む。
















生きてるのが、つらい。

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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時

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