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私の涙を見て驚くさーたん。



ミナ『うん、、さーたん、お仕事終わったんや。』




サナ『うん、ダヒョンとジヒョちゃんより早く終わったから上がってきちゃった』





サナ『あ、それで、玄関のドアが開いてたんやけど、大丈夫やった?誰が閉め忘れたのかわからんけど』





『え、、、、』




まさかA、宿舎でてったんちゃうよな?




全身の血の気が引いて冷や汗が出ている感覚になる。






サナ『どうしたん、、、?顔真っ青にして』






『A、え、A、リビングにおらん?』






サナ『A??さっきキッチン行ったときリビング見たけど誰もおらんかったけど、。あと玄関に靴とかなかったで』





『えっ、、どうしよう、え』






サナ『どうしたん、みーたん一旦落ち着いて』





『Aがここきてたんやけど、私のせいでAが部屋でてったから、、、リビングに、おると思っててんけど、、』







サナ『え!?電話、電話するな、今』




サナがスマホを出してAに電話をかけてくれる。


数秒後リビングの方からイズラブの着信音が鳴り出した。






『Aの着信音。。。スマホも持っていかないで、でてったん、、?』




『どうしよう』





焦って部屋を飛び出そうとするとサナに手首を掴まれた。



サナ『この辺堂々とサナたちが歩くのは危ないで。手伝うから、ちゃんとマスクと帽子はしていこう、な?外雨降ってるから傘も』




『うん。。』






玄関でバタバタしているとチェヨンの部屋のドアが開く。






チェヨン「オンニたちどうしたんですか?」





サナ「Aがいなくなっちゃって探し行ってくる。チェヨン、Aが帰ってきたとき用に宿舎おってほしい!」






チェヨン「え!? わかった。オンニたち、気をつけてくださいね」





心配そうな顔をしたチェヨンを宿舎に残してサナと宿舎を出た。






A、お願いだから近くにおって。






 
 
 
 
 







Aside



何分ここで雨に打たれてるんやろ。



早く帰らなあかんのに。



みなちゃんに合わせる顔はないし、IZ*ONEの宿舎まで車で20分近くある。道もわからんし、、、。






なんかもう全てのやる気を失って足を抱えた三角座りの状態で顔を膝に埋めて目を閉じた。








?「あなた大丈夫?」




聞いたことのある声がして顔を上げる。

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作成日時:2022年8月13日 23時

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