私は酔ってはいけない ページ15
この前、あの後輩3人組に奢らされたときも、
それはそれは酔ってしまって大変だった。
以下、私を家まで送り届けてくれた3人の後日談。
(私はそのことを全く覚えていない)
JM「A先輩、重くて僕には運べませんでした」
TH「グガだってひいひい言ってたぐらいだもん」
JK「いやぁ、きつすぎて道端に捨てようかと思いました」
最後の闇ジョングクが気になるが、
まあとにかく私は酔ってはいけない人間なのだ。
だから、まして初対面の人に迷惑を掛ける訳には行かぬ。
飲まなきゃいい話…
いや、でも飲みたい。
こんなに魅力的なつまみを前にして酒を飲むなというのは拷問に等しい。
一人で葛藤している私。
そんな私を見てか、
JN「酔いやすいようでしたら、このお酒とかどうですか？
アルコール度数も低いですし、甘口で女性にも飲みやすいと思いますよ」
そう伝えてくれるジンさん。
この人、やっぱりジェントルマンだ。
明日はせっかく土曜なのに、二日酔いとか嫌ですもんね〜、
と微笑むジンさん。
ブラボー。これは拍手モノだ。
これで「選んじゃいけない男」リストからは完全に離脱決定だな。
「じゃあ、アドバイスに甘えさせていただきます」
そう言って私は、ジンさんおすすめのワインを入手することに成功したのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1874人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
l1(プロフ) - 💜 (2022年3月11日 10時) (
レス) id: 89fe8b1d0d (このIDを非表示/違反報告)
MOON_BEAR(プロフ) - 💜 (2022年3月8日 7時) (レス) id: 89b96334a3 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 💜 (2022年2月20日 6時) (レス) id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
たこtaco(プロフ) - みるくさん» 嬉しい！ありがとうございます😍続編も引き続きよろしくお願いしますっ。 (2021年12月21日 18時) (レス) id: 97fb2786a3 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 後半のテンポのいいギャグに死ぬほど笑いました笑笑 (2021年12月21日 17時) (レス) @page46 id: d033454490 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：taco | 作成日時：2021年9月22日 2時
