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話の流れを全て察した私。
総悟を心配そうに見るミツバさん。
固まる総悟。
構わすパフェを平らげる旦那。
最後の奴(旦那)は論外だけど気にしないでくれ
話の流れを察したところで私に出来ることはない。
だって総悟に“そういう人”なんて居ないんだし
まぁ正直に話すことだな、と心の中で呟きながらジュースを飲む
ジュースは私の喉を通って胃に入るはずだった。
“総悟が爆弾を落とさなければ”―――――
沖田「姉上、言い忘れていましたが僕Aさんと付き合うことになったんです」
『ぶハッ·····!』
銀時「うわ汚ッ」
突然の爆弾発言に飲んでいたジュースを思いっきり吹き出した
同時に年中鼻くそほじってる奴に言われたくない言葉No.1が聞こえてきたが、動揺のあまり口端からジュースがまだ零れ落ちる
沖田「前に思いきって告白したらすぐに了承してくれて·····
飛び上がるほど嬉しかったです」(嘘)
ミツバ「あらそうだったの〜?
総ちゃん、昔からAちゃんと仲良かったけどもうそこまでいってたなんて」
沖田「恋愛は友情から始まるもんですから」
『えっっ、いや、待って、』
私達仲良くなかったけど?友情なんてもの身に覚えないんだけど!?
言いたいことを言えず口をパクパクしてると、それ不審に思ったのかミツバさんが不安そうに眉を下げる
ミツバ「Aちゃんが総ちゃんの彼女になってくれるなら私も安心なんだけど······
もしかしてAちゃんは違かった?」
沖田「そんなはずないですよ!
Aさんと僕はもう子供の人数まで決めてる中ですから、ねっ??」
いやそれ初耳ぃ!!となんて叫べるわけなかった。
圧を含んだ笑顔で此方を見る総悟の右手にはフォークが握られてる
下手したらあれで刺される。
『いや、その、私と総悟は、えと、結婚を前提に付き合ってるとか付き合ってないとか······
ぅい゛ッッ!?』
沖田「ちょっとAさん、アンタは姉上が肺を患ってるの知ってますよねェ?
あまりストレス与えないようにしっかり演じてくだせェ」
私の煮えきらない態度にまどろっこしくなったのか机の下で私の足を踏んづけてくる総悟に首を縦にブンブンと振る
ヤバいよ、先に私がストレスで病みそう。
首がもげそうな程頷いて付き合ってることを肯定する私にミツバさんは安堵したように胸を撫で下ろしてた
もう怖いよこの姉弟
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バナナ(プロフ) - honoさん» お待たせしてごめんねぇぇ…すごい時間かかったけど戻ってきたよぉ、お話書くの頑張るねぇ……。コメント、ありがとございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - み○きーさん» うわぁぁあん、こんなに長くお待たせしてしまってごめんなさぃぃ…続き待っててくれてありがとぉ……コメントもありがとぉぉ…… (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - よのやさん» たいっっへん長らくおまたせしましたァァァ!!!ミツバ篇、感動の回になるようにお話を考えますので、何卒、何卒ぉぉ…!あったかいコメントありがとうございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
hono - このお話、大好きです︎🫶🏻更新待ってます!! (2023年4月10日 2時) (レス) @page38 id: 7d61f04700 (このIDを非表示/違反報告)
み○きー - 続き楽しみです!待ってま〜す! (2023年3月31日 22時) (レス) id: e1b7b0a3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バナナ | 作成日時:2022年4月6日 21時