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沖田「姉上、大親友の坂田銀時さんとAさんで((ゴスッッ!!
「『なんでだよ』」
総悟が全て言い終わる前に、旦那とほぼ同時に頭を掴んでその頭を机に叩きつける
打ち付けたところに皿があったらしくパリンッと音を立てて割れた
どうやら私の知らない内に身に覚えのない関係を勝手に捏造されているらしい
4人席なので何も知らない旦那は必然的に総悟の隣に座り、私はミツバさんの隣に座ることになった
ヤバいぞ。ミツバさんの隣で下手なことは出来ん
縮こまってる私を置いて旦那達はコソコソと耳打ちし始めた
私には丸聞こえだけど。
銀時「おい、いつから俺達友達になった」
沖田「旦那、友達っていうのは今日からなるって決めるのではなくいつの間にかなってるもんでさァ」
銀時「そしていつの間にか去っていくのも友達だ。
行くぞA、他の店で奢ってくれんだろ?」
沖田「すいませーん、チョコレートパフェ3つ」
そそくさと店の外へ出ていこうとした旦那はチョコレートパフェという言葉に立ち止まると、後ろ向きのまま戻って来ては秒で座り直す
なんてチョロいんだ
銀時「友達っていうかぁ、もう俺としては弟みたいな?
もうそんな感じかなぁ。なぁ総一朗くん!」
沖田「総悟です」
銀時「こういう細かい所に気が回るところも気に入っててね。ね?夜神総一郎くん」
沖田「総悟です」
おーい、弟分の名前何回も間違ってるぞー!
総の部分しか合ってないぞー!
私の心の声は届くことなく、パフェを目の前にした旦那はべらべらと口走る
そんな旦那に嬉しそうにミツバさんは微笑む
ミツバ「まぁ、総ちゃんったらまた歳上の人と。
昔っから歳上の人ばかりに囲まれちゃって。
あ、そういえば総ちゃん。
もう一つ聞きたいことがあるんだけど」
沖田「はい、なんでしょうか姉上」
ミツバ「総ちゃんもう18でしょう?
私は婚約者が居るから安心だけど、総ちゃんAちゃん以外の女の子とあまり関わりがなかったから。
どう、総ちゃんにも“そういう人”っているのかしら?」
沖田「····」
なるほど、ここにきてやっと話の流れが見えてきた
嫁入り先、つまり婚約者に挨拶をしに武州から江戸までやって来たミツバさんなわけだが、5年も離れていた総悟が心配でたまらないのだろう
それで友達が居るのかって心配して聞いたところ、返答に困った総悟が私達を巻き込んだということか
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バナナ(プロフ) - honoさん» お待たせしてごめんねぇぇ…すごい時間かかったけど戻ってきたよぉ、お話書くの頑張るねぇ……。コメント、ありがとございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - み○きーさん» うわぁぁあん、こんなに長くお待たせしてしまってごめんなさぃぃ…続き待っててくれてありがとぉ……コメントもありがとぉぉ…… (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - よのやさん» たいっっへん長らくおまたせしましたァァァ!!!ミツバ篇、感動の回になるようにお話を考えますので、何卒、何卒ぉぉ…!あったかいコメントありがとうございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
hono - このお話、大好きです︎🫶🏻更新待ってます!! (2023年4月10日 2時) (レス) @page38 id: 7d61f04700 (このIDを非表示/違反報告)
み○きー - 続き楽しみです!待ってま〜す! (2023年3月31日 22時) (レス) id: e1b7b0a3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バナナ | 作成日時:2022年4月6日 21時