女だけど真選組総長やってますが何か？ ６

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ムスッとした顔のまま睨ま合う総悟とA

真っ赤で丸い瞳を鋭くさせて火花が散る

数秒後、折れて目線を逸したのはAの方だった






『だって、ミツバさんも大事だし護りたいけど、近藤さんだって大事だし皆と戦いたい。

自分だけ安全な武州で過ごしたくない。



····ね、良いでしょ近藤さん？』



近藤「グハぁｯ！！」




ここでAの奥義、【上目遣い】が炸裂！
近藤のハートに50000ダメージ！！





近藤「トシ！やっぱりAちゃんも連れて行こう！
俺はAちゃんを一人で残して行けん！！」



土方「待て近藤さん！コイツ絶対態と上目遣い使ってたろ！！騙されるんじゃねぇ！」



近藤「だってこんなに可愛いんだぞ！？
可愛い子には旅させよってよく言うじゃん！？」



土方「旅してんのはアンタの脳みそだ！！」





ギャーギャー騒がしくなった室内


すぐに絆された近藤と違い、最後まで心を鬼にする土方。
土方が鬼なのはいつもだけど(失礼)


土方をどうにかしなければ。そう考えたA
数秒後、ﾋﾟｺｰﾝ!と頭のアホ毛が立った



瞬間、口角がニタァと上がる





『ねーねー土方ぁ？土方とーしろーく〜ん』



土方「誰がとーしろーくんだ！
てかニヤニヤすんのやめろ」



『まぁまぁ落ち着いてとーしろーくん。

土方はさ、最初に会った時のこと覚えてる？
道場に入る前に勝負したよな？』



土方「だからなんだよ」




『その時、勝ったほうが条件をのむって約束だったけどどんな条件だったでしょーか？』



土方「確か、テメェの生き様に口出ししねェ····

あ゛。」




言いたいことを察知して青ざめる土方にしてやったりと笑うA

ここまでくればもう勝ちも同然。






『そうだよねー、生き様に口出ししないんだよねーとーしろーくん？』



土方「あっ、あれは昔の話だろ！
ンなもん時効だ、時効！！」



『なわけあるか責任取れェェ！！』









カクガクシカジカ。



数分後·····

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