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そして翌朝――
テントから出た私は土方と合流し、夜な夜なカブトムシの捜索に行った近藤さんの班と合流し、近況の報告を交換しに行った
近藤「そうか、やはり一筋縄じゃいかん連中だな。
此方も成果なしだ。
捕まるのは普通のカブトムシばかりでな」
土方「おい皆、別に局長が言った事でも嫌なら嫌だと言っていいんだぞ」
近藤「いやでも、ハニー大作戦なんで」
土方「だからってなんで体に塗るんだよ」
昨日の夜から近藤さん班の隊士達は素っ裸で蜂蜜だらけらしい
私が近藤さんの班に入ってなくて良かった←
こう見ると、近藤さんはよく裸になる。
最初の内は他の隊士や土方に目を塞がれていたが、これが何年も続くとなると諦めたらしい
正直私も近藤さんの褌一丁には慣れたものだが、近藤さんが酔った勢いでフル○ンになった時は流石に目隠しされるけど
『にしても、何処に行ったんだろーな。
瑠璃丸』
近藤さんの話によると、瑠璃丸は日の下で見れば黄金色に輝く生きた宝石のような出で立ちをしているらしいが、ぱっと見は普通のカブトムシと見分けがつかないらしい
だから、普通のカブトムシを金色に塗ったってすぐにバレるから厄介だ←(カブトムシを一匹金色インクで塗ってたら山崎からカミングアウトされた人)
土方「黄金色に輝く生きた宝石ねェ。
そんなモン本当に((「居たァ!新八ィ、見てみてアレ、彼処に変なのが居るアル!」
『「「?」」』
土方の言葉を遮った声に聞き覚えがあると思って見たら、万事屋の3人だった
茂みに隠れて様子を伺ってると、どうやら神楽が何か見つけたらしい
銀時「あァ?
変なのってお前、またマヨネーズ塗りたくったゴリラとかじゃないだろーな?
変なモンばっか見つけんだもんよ、お前は」
神楽「違う違う、アレ。
金ピカピンのカブトムシアル」
近藤(えええええぇぇッ!!)
土方(あっさり見つけやがった!!)
神楽が指差す先にはピカピカに輝いてるカブトムシ
あれぞ正しく瑠璃丸だった
よりによって旦那達に先に見つけられるとは。
普通にマズイ
近藤「いかん!それは!」
『待って!』((ヌルッ
近藤「グハァッ!」
『あ、ゴメン』
旦那達の元へ走り出した近藤さんを咄嗟に止めると、蜂蜜で滑って、近藤さんは顔面から転んだ
慌てて近藤さんを引きずり戻して様子を伺うと、なんとかバレずに済んだようだ
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時