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『とっ((新八「Aさん!!」


···折角深呼吸までしたのに遮られたんだけど




『何だよ、メガネ』


新八「いきなりメガネとか失礼にも程があるでしょ!!
遮った事はすいませんでした!!」

ツッコみながら謝られても、なんて答えればいいのかが分からないんだけど

私にどうしろと?



『それより、お前らはなんでここに居るんだ。
早く避難しないと命がいくつあっても足りなくなるぞ』


新八「それはAさんもでしょ。
大丈夫です。
5分だけ待ってもらえばいいんでしょう?」


“この人を使ってみましょう”と新八が出してきたのは触覚の生えた太っちょ



あれ?でも何処かで見たような···


確か央国星の――


『あ〜。バカ皇子』


ハタ「ハタ皇子じゃ!
何だこの娘は、失礼だな」


『で、このバカ皇子を使って何すんだ?』
“バカではない、ハタだ!”と叫んでるバカを見えないふりして新八に聞くと、バカ皇子の後ろから大きな影が見えた



新八「それはね、こうするんですよ。
定春、お願いします」


定春「ワンッ」

新八の言葉に一鳴きした定春は、バカ皇子の触覚を咥えてそのまま引っ張った


いや、やめたげて。
触覚千切れそうだから



新八「貴様らァ!このおっさんが目に入らねーかァァ!!」


じい「今撃ったらもれなくこのバカ皇子も爆死するぞ!
これは国際問題だぞ!!


5分だけで良いから待てって言ってんだよコラァ!」


新八「5分なんて直ぐじゃん!矢の如しじゃん!
カップうどんでも作って待ってろって言ってんだよ!!」

バカ皇子も可哀想だな
おっさんだのバカだの酷い言われようだ


坊主「て、テメェら···」


じい「あの娘には世話になったんでな」


ハタ「撃たないよね、これ。
大丈夫だよねー」


新八「ったく、あの天然パーマが。
来るなら来るって最初から言えってんだよ。

どうせ来ると思ってたけどね。天邪鬼が」

やっぱり、新八も旦那の事が好きなんじゃねーか


新八が旦那の所に戻るまで、またあの騒がしい万事屋を取り戻す為

私も手伝ってやりますかねぇ





『聞こえてるかー、とっつぁん!!

私からも頼む!!5分だけ待ってくれ!!!
この江戸も、ここに残った奴らも全部救えるかもしれないんだ!!

···多分!!!』


新八「いや、多分要らないよね!?
なんで最期に多分入れたんですか!?」


『いや、一応ね』



さて、とっつぁんは承諾してくれるだろーか

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設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時

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