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前回の話に続き、失礼な発言をした旦那にアイアンクローをかました私は、万事屋を出て現在市中見回り中
『おばちゃーん、草団子一本ね』
···うん、見回り中だ
団子食べながら市中見回りするんだからサボりじゃない
「はい、草団子一本ね。
それにしてもアンタ、見回り中だろう?
いいのかい?またあの副長さんに怒られるんじゃ?」
『あー、平気平気。
かなりの痛みは伴うけど、死にはしない拳骨がくるだけだから』
えー、と言いたげな顔をしたおばちゃんにお金を払い、店から離れると懐の携帯が震えだした
近藤さんからだ
『もしもーし、何かあったんですか?
今団子食べて···ない、市中見回りやってるから!』
近藤“そんな事言ってる場合じゃないんだ!!
急いでターミナルまで来てくれ!
っていうか団子って何((ピッ
団子を食べてる事がバレる前に電話を切り、ターミナルを見ると、ハッキリではないが気持ち悪い物体が纏わりついてるのが見えた
まさか、この前のエイリアンみたいのが暴れまわってんじゃないだろうな?
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現在ターミナルに到着
ターミナルに纏わりついている物体は紛れもなくこの前のエイリアンだった
フラグ回収乙!!!
しかも船がターミナルを突き破っちゃってるけど、どーすんだコレ
「総長、来たんですね!」
「前に回収したと思われるエイリアンが何らかの原因で逃げ出した模様です」
『それは見れば分かる。
乗客達は?』
「避難致しました!
ただ、一人だけ···」
隊士の言葉を聞いて、ターミナルを突き破ってる船をよく見ると一人の少女がエイリアンと戦ってた
あれは――
『神楽じゃねーか!
何であんなとこに!?』
沖田「さぁ?それよりあのテレビ局も避難させねぇと危ないですぜ」
総悟はスピーカーを持って、ケツの穴···じゃなかった結野アナに忠告しに行った
「真選組です!
我らが江戸の守護者、武装警察真選組駆け付けてくれました!!
もう大丈···あれ?」
結野アナに目もくれず、ターミナルへ歩いた総悟はスピーカーでエイリアンに声を掛けた
沖田「エイリアーン!
お前は完全に包囲されている。大人しく当行しなさーい!
故郷のお母さんも泣いてるぞ。こんなエイリアンにする為に産んだんじゃないって。
ねぇ、お袋さん」
総悟に言われてパトカーから出てきたのは、着ぐるみを着た近藤さんだった
あれ?デジャヴ??
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時