烏野に入った理由 ページ2
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鳥養「中華まん？」
時刻はもう19時過ぎ。本来なら既に家について夜ご飯を食べてる時間なのだけど、練習試合もあった為帰るのがいつもより遅くなった。
そんな今日の帰る途中、グぎゅるるる…とお腹を空かした三人組(日向、影山、田中)が出たので坂の下商店へと足を運びました。
烏養「さっきサッカー部の奴が買ったのが最後だ！
そんで今日は終了！」
日向「えー！ハラヘった〜〜…」
田中「職務怠慢だーっ！」
……それはちょっと違うんじゃないかな…。
翔陽達のブーイングを背に、店の前で三人を待っていれば“ウルセェェ！！”と怒号が入る
急な大声に、持ってたスマホを落としかけた。危ない危ない…
烏養「大体いつも買い占めやがってんだから、偶には我慢しろ！！
さっさと帰ってちゃんとした飯を食え！！筋肉つかねえぞ！！！」
「「「ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ……」」」
烏養「〜〜〜ｯ!」
スマホで時計をチラチラ確認しながら待っていると、顔あたりにフッと影がおりたので入り口を見る
店の明かりを背に翔陽達が戻ってきたようです。
ホクホクした顔で何かを頬張る三人の手には中華まんではなく、”ぐんぐんバー“とかいう商品
低糖質高タンパク質って書いてあるから、プロテインか何かかな。
『……それ買ったの？中華まんじゃなかったんだ』
日向「中華まんはサッカー部が買ったので最後だったらしいけど、ハラへったー！って訴えたらなんか貰った！」
『うわぁ……』
だからあの怒号……
翔陽達がご迷惑おかけしてごめんなさい金髪さん……
”坂の下商店の兄ちゃん優しいよな〜“とか呑気にぐんぐんバーを頬張る翔陽に呆れながらも、その隣を歩いて帰路を辿ります
カラカラと音をたてる翔陽の自転車の音を聞きながら、”それにしてもよ〜“と田中さんが話を切り出した
田中「あの優男のサーブ凄かったよなぁ。最初からアレやられたらヤバかったぜ……
流石影山と同中の先輩――………アレ？」
何かを思い出したのか、疑問符を浮かべながら立ち止まった田中さんはアレ？と声を上げた
クルッと後ろを歩く影山さんを振り返る
田中「ていうか、影山ってなんで烏野にいるんだっけ？」
「「……」」
その疑問に“確かに”とでもいうように、自分達も同じような疑問を持ってしまった私達も影山さんを振り返った
影山さんはというと、ぐんぐんバーを口の中でモグモグしてて喋ろうにも喋れなさそうだけど。
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しおさば(プロフ) - 大好きですこの作品、、、！続き楽しみにしてます！ (1月22日 11時) (
レス) @page39 id: e2a581894c (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - TENSIさん» 初めてのコメント…！そんな大切なものをこんな駄作者にしてくださるなんて…！更新共に返信も遅くなってごめんなさい！あたたかいコメントありがとうございます！ (1月21日 21時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - れなさん» 返信、長らくおまたせいたしました！今もこの作品を見てくださっているかは分かりませんが、これからも応援してくれると励ましになります！コメントありがとうございます。 (1月21日 21時) (レス) @page37 id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
TENSI(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！主人公が自然に作品に違和感なく溶け込めていて、飽きずに読み進める事が出来ました！面白すぎですーっ更新楽しみに待ってます！ (10月5日 13時) (レス) id: 7e7c0fa434 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 終わりになってるけど良ければ続きみたいし、欲を言えば西谷との絡みもっとみたいです、、完結までついて行かせてください！ (6月9日 4時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナ | 作成日時：2022年8月9日 12時
