烏野の守護神 ページ47
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……影山さんの言葉に沈黙する私達
そんな排球部員達の先頭で肩を震わす澤村さん
そんな澤村さんを一歩後ろから緊張しながら見ていると、肩を震わせて動かない澤村さんに菅原さんの声がかかる
菅原「だ、大地…？」
澤村「……ふふっ」
日向「、キャプテン！？」
田中「大地さん！？」
及川さんが来てから一言も喋らなかった澤村さんから発せられたのはまさかの笑い声
変に落ち着いてて、それでいて低い笑い声に、ブチギレる寸前なのかと察知した全員が澤村さんから一歩離れた
勿論私も、肩をはねさせた翔陽の背中に隠れて様子を伺いながらいつでも逃げれる体制をとります
だってこの前も思ったけど、澤村さんの笑顔って怖いんですよ。
澤村さんの発言、行動。その一つ一つにハラハラしながら見てると、澤村さんは顔を上げた
その顔には多少ばかりの緊張が滲んでるけど、それでいて少し楽しそうな笑顔だった
澤村「……確かにインターハイ予選まで時間はない。
……けど、そろそろ戻ってくる頃なんだ」
田中「…あっ」
日向「？ 何がですか？」
澤村さんの言う”戻ってくる頃“に、心当たりのありそうなニ、三年は何かを思い出したように声を上げ、何も知らない一年は翔陽のように疑問を浮かべた
疑問をそのまま口に出した翔陽に、澤村さんは一回頷くと上を向き一言、何も知らない私達に答えてくれた
澤村「烏野の、”守護神“」
日向「しゅ、守護神……！」
影山「！
なんだ、他にも部員居るんですか！」
菅原「……うん、居るよ」
澤村さんのいう”戻ってくる頃“は、排球部の部員らしい
守護神、という響きに目を輝かせた翔陽は異名に夢中になって影山さん達の会話は耳に入っていない
影山さんの質問には菅原さんが答えたけど、その返答には少し意味深な間があった
悲しそうに答える菅原さんに影山さんが？を浮かべて他の先輩方を見るけど、気まずそうに目を逸らされる
なんとなく暗い雰囲気に全員が沈黙していると烏野の輪に一つの声がかかった
武田「うお〜い！遅くなると教頭先生に怒られるから早く帰るよ〜！」
手を振りながら私達ヘ呼びかけるのは武田先生だった
その後ろにはバスが停まっている
……帰りのバスだ。
『…翔陽、バスに戻らないと………翔陽？』
日向「烏野の守護神…シュゴシン…しゅごしん……」
『…しっかりして』
まだ守護神というワードに夢中になってる翔陽を引っ張って、私達もバスへ乗り込みました
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バナナ(プロフ) - ねねさん» そう言っていただけてなによりです！更新速度は落ちてきてしまいましたが、出来るだけ多くの話をかけるように頑張ります！コメントありがとうございました！ (2022年8月4日 7時) (
レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 夢主かわいくて大好きです〜！更新無理せず頑張ってください！ (2022年8月3日 19時) (レス) @page47 id: a790d4aa03 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます！更新速度落とさないように頑張りますね！ (2022年7月24日 15時) (レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです！続き待ってます！ (2022年7月24日 14時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - ゆんさん» ほっこりとしていただけて何よりです！これからも夢主ちゃんを見守っていただけると幸いです！２回もコメントをくださってありがとうございます！！ (2022年7月20日 22時) (レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナ | 作成日時：2022年7月16日 22時
