６０話 ページ11
まふまふside
彼女が部屋に帰って数分、ものすごい叫び声が聞こえました。
あ、夢小説とかでよくあるやつだ！
なんて、一瞬呑気なことを考えてしまったけれど、舞花に何かあったというなら緊急事態だ。
僕は急いで走って、舞花の部屋の前まで行った。
『舞花ー！！どうかしたの！？大丈夫！？』
そう、ドアを叩きながら叫んでいると 反応があった。
「今行くー！」
ほっ…
なんだ、何かがあったわけじゃないんだな。
よかったぁぁ…。
そんなことを考えていると、扉が開いて 舞花の顔を確認できた。
…あれ？ 舞花、、
『ねぇ、顔真っ赤だけどどうしたの！？』
風邪かな、とも思ったけど、さっきまで一緒にいてそんな様子はなかったし、第一病人が叫び声をあげられるとも考えにくい…
『叫び声もあげてたし…』
何かあったの？
そう聞いても、シラを切る。
絶対何かあったでしょ。
夢小説とかで叫んでいるのは、
〇よく考えてみると、さっきの言葉って私のこと… ふぁあああああああ！！？？
〇ちょっと、さっきのあれは……ふぁあああああ！？
の、二つしか思い浮かびません。←
後者かな…？
さっき、ちょっと意地悪した時赤面してたし
それを思い出して…とか、
だったら凄く嬉しいんだけど。
『ねぇ、舞花。…もしかしてさっきのこと思い出して、顔真っ赤にしてるの？』
そんなふうに、また意地悪をしてみる。
僕にはレベルの高いことだって思うけど、いいでしょ？
舞花が喜んでくれてるんだから…
「いや、そんなんじゃ、……ないけど…」
って言ってる間も赤面が収まってないのは、僕と目を合わせてくれないのは、…どうして？
…僕も、そらるさんみたいに
『…舞花。
.
.
.
.
.
寒いから僕もう帰るね！！？』
はー、さむいさむい。
舞花ったらちっとも部屋に入れようとしてくれないんだもん。
困っちゃうなぁ。
「そ、そっか。風邪ひかないでね！おやすみ〜。」
『はーい、おやすみ〜。』
ﾊﾞﾀﾝ
そう言って、彼女は扉を閉め、僕は自分の部屋に帰った。
.
.
.
.
.
『…危なかった、、』
今日の僕、どうしちゃったんだろう…。
舞花に、
触れたい。
困らせたい。
なんて、そんな感情が湧き上がってくるなんて思っていなかった。
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Loi -ﾛｲ-(プロフ) - ぴぃさん» ほんとに最近ぴぃさんに支えられてます(｡-人-｡) これからもお願いします！w (2017年12月22日 21時) (
レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ - Loi -ﾛｲ-さん» ありがとうを言わなきゃいけないのは、私のほうですよ! いつも面白いお話、本当にありがとうございます。 これからも応援してます！ (2017年12月21日 23時) (レス) id: 7a2a1d1f1a (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ﾛｲ-(プロフ) - 海月さん» ほんとですか！ ちょっといきなりキャラ変わっちゃったかもって不安になって更新出来なかったんです…。気に入って頂けているみたいで、明日からまた頑張れそうです！ (2017年12月21日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ﾛｲ-(プロフ) - ぴぃさん» よかったε-(´∀｀*)ホッ いっつも暖かいコメントありがとうございます！ (2017年12月21日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - まふくんのSいいですね(真顔)でも天月さんも若干Sになってた…(( 続き楽しみに待ってます!! (2017年12月21日 18時) (レス) id: a6d9ce78d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Loi -ﾛｲ- | 作成日時：2017年11月16日 7時
