４８話 ページ49
まふまふside
『…好きな人が、いてさ。
…その人自身、彼氏がいるとか、好きな人がいるとかはないみたいなんだけど、、』
「…。」
…この沈黙はもっといっぱい話を聞いてくれるっていうことかな、、？
えっと、ここで特徴とか、好きなところをたくさんいえばいいんだよね。
『その人はね、料理が上手で、気遣いができて、仕草のひとつひとつがとっても可愛いんだ。
それに、僕がまふまふだって知っても、まふまふとして見るんじゃなくって きちんと真冬として接してくれた。』
顔を上げ、舞花の顔を見る。
少しだけ寂しそうな顔をしていたような気がした…
すると、
「…そうなんだ、すっごくその人のことが好きなんだね。
じゃあ、頑張らなくっちゃ。
振り向いてもらえるように、なにか行動しよ？」
…心做しか、いつもより早口に感じる。
「あ！ プレゼントとかどう？
その子はどういうものが好きなの？」
…え、協力しようとしてくれてるの？
この作戦、もしかして逆効果だったのかな。
あ、でもここで舞花の好きなものをいえば…
.
.
.
.
…あれ？
舞花の好きなもの、、
これしか知らない…
『…天月くん。』
「……へ？」
『天月くんのことが好きってことしか知らないや。』
僕は舞花の、、自分の好きな人の、好きなものですら、ひとつしか知らなかったんだ。
それも、僕の友人のことだし。
こんなんで彼氏になりたいだなんて、、、
「…あ、じゃ、じゃあ、その子がよく身につけているものとかは？」
そんな僕を気遣ってか、まだ、相談に乗ろうとしてくれている。
よく身につけているもの…かぁ、、
いつもしっかりと彼女の姿は目に焼き付けているのに、今までの服装が全く出てこないくらいには、僕は今ショックを受けているみたい。
だから…
.
『…今日は、可愛らしい赤いセーターを着てるかな。
あと、金色のネックレスをしてる。
…あ、月と星だけじゃなくって ハート型も好き見たい。』
とりあえず、目の前にいる、今日の彼女の服装をそのまま伝えた。
「…え、、えっっと…。。」
『…。』
...
...
...はっ！
沈黙が続き、はっと 我に返った。
…今のって、告白をしたようなものじゃないか。
どうしよう。ここは思い切って言ってしまおうか…
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Loi -ﾛｲ-(プロフ) - 白米さんさん» ありがとうございます！ 舞花になってしまっていますか!? 申し訳ありません。舞花は元々設定してある名前で設定されたら出てこないはずなのですが、、どの辺でそうなっていまっているか詳しく教えていただけますでしょうか？ (2018年10月7日 20時) (
レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
白米さん(プロフ) - こんばんは！コメント失礼します！とても面白くて、読み始めたら止まりません笑でも、始めらへんは本名で進められたのに途中から舞花さん？とゆう名前になってます… (2018年10月6日 3時) (レス) id: 2f429a8c8e (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ﾛｲ-(プロフ) - 矮俚好さん» ありがとうございます！！続編や、その次でも楽しんでいただけたら嬉しいです^^* 更新頑張ります！ (2017年12月30日 8時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
矮俚好 - とっても面白いです！新しくていいですね！キャラが夢小説を読むと言う話は読んだ事がありますけどハマってしまうと言うのは見たことがないのでとっても新鮮でした！更新頑張って下さい！ (2017年12月30日 1時) (レス) id: a1d4539828 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ﾛｲ-(プロフ) - 汐流さん» ありがとうございます^^* 頑張ります！ (2017年11月11日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Loi -ﾛｲ- | 作成日時：2017年9月29日 21時
