【そらる】だったら、覚悟しとけ。 〜リクエスト短編集〜

＊遊園地 (あおいろさんリクエスト) ページ10

これは、私たちが同棲する前の 遊園地デートのお話。

まだ、愛情表現は抑え目な時。

※ 夜です

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Aside




『そらる次何乗りたい？』



「え、んーなんでもいいけど…」



『じゃあアレ乗ろ！』



私が指さしたのはこの遊園地最大のジェットコースター。



一回転するやつで、スピードもすごいと話題。



どう？



そう言ってそらるを見るとあからさまに嫌そうな顔




「…や、やめとけ、、あれは危険。」




『大丈夫だから！ほら、行こ？』




「…おれ、…むり、、、」





『え、もしかして怖いの？ww』




「…いや怖いんじゃなくて、あれは死ぬ危険性があるじゃん。
固定されるバーの部分にあるネジが緩んでたらどうすんの？そのまま死ぬでしょ？
俺はまだやり残したことが山ほどあるからから乗らないの。」




『それって結局怖いってことでしょw

はいはい、じゃあお子ちゃまなそらるくんのために無しにしてあげますよーw』





「…ﾁｯ、、後で覚えてろよ？」





『はいは〜い。
じゃあ、どうする？

…あ、そらるってさ、高いとこがダメなの？』





「…え、またそういうの候補にあげてくんの？」





『いや、観覧車ならどうかなーって思って。
ほら、もう割といい時間だしさ。』





「んー、観覧車ならまだいける。
どこにあんの？」





『んーっと、、』







.





.





.





.






ジェットコースターは無理らしいので観覧車に乗ることに。




あまり並んでないといいな…





なんて、呑気に考えながらそらるの手を引いて観覧車の列に向かった。




.

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