*激甘お家デート2 ページ5
約5分後
「はい、お茶持ってきたよ。」
『あ、ありがとう』
そう言って、受け取ろうと座ったままで腕を伸ばす。
そらるは立っているから必然的に見上げる形に…
『…そらる? コップ離していいよ。』
「……。
やっぱりお茶なし。」
『え、なんで!?』
コップは取り上げられて、テーブルの上に置かれた。
これなら飲めるじゃん。
そう思ってコップに手を伸ばすと同時に、そらるの腕が私の体を包んだ。
『わっ…
…なに?どうしたの。』
「…あのさぁ、無意識かもしれないけど、、
赤面+涙目+上目遣いは反則だろ。」
『…なんの話?』
「さっきコップ受け取ろうとした時のお前の話。」
え、そんな顔してましたか…
まあ、泣いたからなんだろうけど…
「……すげー、、そそられた…」
『…っ!!』
“ そそられた ”
そこだけ小声はダメだって…
しかもなにそれ、
『そ、そそられたって…』
「…ん、、…もっと触りたい。」
『んっ…! ひゃっ…』
耳に口をつけて色っぽい声でそんなことを言うなんて…
『それこそ反則だって…』
「…ね、キスしよ…」
『……。』
そらるの方を向き、目を瞑る。
「…んっ、、」
ちゅっ…
『…ん、、…んん!!』
一回で終わりかと思ったら、続けて唇を押し当ててくる。
『んっ…はぁ、、んんっ、、ちゅっ…』
「…っはぁ、、」
キスが終わると恥ずかしくなって俯く。
するとそらるの手は私の右耳に向かって伸びて…
『んぁっ…!……ダメだって、、』
びっくりして顔を上げると、
「もっと、…キス、、」
そう言って顔を近づけてくる。
『っ…!
もうだめっ…、、』
恥ずかしすぎて頭おかしくなりそう…
軽く胸板を押すとそらるはあっさりと引いてくれた
「…ごめん、、ちょっとやりすぎた…。」
別にそらるは悪くないのに
なんだか反省しているようで、少しそらるがかわいそうに感じてしまった。
.
「…じゃあ、部屋行こっか。」
『……ん?』
「続きは、部屋でならいいでしょ…?」
何を勘違いしているのかそらるは部屋でならしてもいいと思っているようで…
『…ダメですっっ!!!!』
.
その日の午後3:00、そんな大声が近所に響き渡ったとか。
.
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Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» そうだったんですね、こちらこそ勝手に事を進めてしまって申し訳ないです。 ありがとうございます^^* (2018年8月6日 18時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
涙色(プロフ) - Loiさんすみません!コメント欄を全然読んでいませんでした(汗)リクエストに答えてくれて、しかも1つの小説として取り上げてくれて、ありがとうございます!とても嬉しいです。これから全部読んできます! (2018年8月6日 17時) (レス) id: 405087afcc (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» 勝手で申し訳ないのですが、このままお返事がなければ一つの小説として公開させていただきたいと思います。 なにか意見等ありましたら、6日の12:00までにお願いしたいです。その時間になったら公開させていただきます。すみません。 (2018年8月5日 19時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - やのさん» 申し訳ないです。ありがとうございます。 (2018年8月4日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - Loi -ロイ-さん» 大丈夫です!ずっと待ってますね!(*- -)(*_ _)ペコリ (2018年8月3日 14時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2018年5月21日 18時