*酔っ払いそらる(まふゆの氷雨さんリクエスト) ページ35
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Aside
「ねぇAきいてる??
ねぇ〜、、
…ゴク、ゴク、、」
『あー!もー、そらる!
流石に飲みすぎ!』
「あぁ! とらないでよー」
『今日はおしまい!
ほら、水。
これ飲んで酔い覚まして!』
「やだ。」
『もーー!!』
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数時間前まふくんが来て、ふたりはリビングでお酒を飲んだ。
私は飲む気にはなれず、おつまみ作りに徹していたのだが、私がお風呂に入っているあいだにこんなになるまで飲んでしまうとは…
机の上には、そらるが飲んだビールの瓶と、まふくんが飲んだワインのボトル。
グラスにはまだお酒が残っていて、おつまみも少量だが皿に乗ったまま。
まふくんはそらるの横で爆睡中。
よくもまあこんな中で眠れたもんだと感心している暇もなく、まふくんのグラスに伸びたそらるの手を掴む。
『まったく、油断も隙もない!』
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そう言ってもう1度そらるを叱ろうと思った時だった。
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そらるの手を強く握ったのが間違いだったようで、そらるが手を引っ込めたせいで、彼の方へ倒れ込んでしまった。
「んー、Aは油断してばっか。隙しかないよね。」
…誰がうまいこと言えと、、
何をされるかわかったもんじゃないのに自分の頭は冷静で、そらるにツッコミを入れていた。
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「隙だらけのA可愛い。好き〜」
ケラケラと笑いながら、隙と好きを繰り返し言っている。
酔っている彼は、ダジャレを言っているような気分なのだろう。やっぱりお酒が入ると少し面倒だ。
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「Aはー? おれのこと好き??」
『好きです好きです、、』
お酒の匂いが凄いのと、ウザ絡みが過ぎるのとで今すぐ離れたい。
だけど男と女の元々ある力の差には勝てなくって、さっきからずっとくっつかれたまま。
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「ねえねえ、ちゅーしよ、ちゅー。」
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Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» そうだったんですね、こちらこそ勝手に事を進めてしまって申し訳ないです。 ありがとうございます^^* (2018年8月6日 18時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
涙色(プロフ) - Loiさんすみません!コメント欄を全然読んでいませんでした(汗)リクエストに答えてくれて、しかも1つの小説として取り上げてくれて、ありがとうございます!とても嬉しいです。これから全部読んできます! (2018年8月6日 17時) (レス) id: 405087afcc (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» 勝手で申し訳ないのですが、このままお返事がなければ一つの小説として公開させていただきたいと思います。 なにか意見等ありましたら、6日の12:00までにお願いしたいです。その時間になったら公開させていただきます。すみません。 (2018年8月5日 19時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - やのさん» 申し訳ないです。ありがとうございます。 (2018年8月4日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - Loi -ロイ-さん» 大丈夫です!ずっと待ってますね!(*- -)(*_ _)ペコリ (2018年8月3日 14時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2018年5月21日 18時