Episode.405 ページ19
「ンマー、目的地エニエス・ロビーってのは政府の人間以外立ち入り禁止の島だ。機関士も政府の人間、俺が言っても聞かねェ」
「そんな！……！じゃあ……何とか私が駅に行ってロビンを直接説得するしか……！
チョッパー！ルフィとゾロが飛んでった方角言うからそっちをAと探して！」
『方角て……』
「うんよし分かった！」
つーか30分で便が出るなら俺らも30分以内にアイツら探さなきゃダメだったりするか？
それに、政府関係者の移動便なら俺達が近付く事すら難しいんじゃ……間に合っても追い出されて終わりそうだ
『なァナミ、アイツらは最悪チョッパーの鼻で見つかるかもしんねェが……海列車は仮に間に合ってもロビンを連れ戻せるかどうか……』
「それはそうだけど、やるしかないじゃない！」
『そう、だから俺もそっち連れてってくれないか？二人がかりなら最悪片方が囮になって中に潜入して……とか出来るかもしれねェし』
一理あるわねと考え込み、結果的に俺も海列車の方へ向かう事になった
一回だけサンジとチョッパーと寄ったことあったけど、ここから30分で行ける距離だったか……！？
「オイ……お前ら」
「あ……！パウリーさん無事で……！」
あ、目を覚ましたのか。これでとりあえずは皆意識を取り戻したことになるな
しかし、まだ息も荒い中彼は「このお嬢ちゃん達に、手ェ貸して差し上げろ」と真剣な表情で言った
「！」
「手ェ貸すってパウリーさん、こいつらアイスバーグさんの命を狙った犯人で」
「まずこの三人は拘束しとくべきですよ！こっちもルッチさんやカクさんが行方不明で」
「暗殺犯は¨麦わらの一味¨じゃねェ！！こいつらは無実だ！本物の暗殺犯に嵌められて俺達が濡れ衣着せちまったんだ！
正体は知らねェがあの仮面の奴らを相手に麦わら達は戦ってくれた！現に俺やアイスバーグさんの命が今あるのはこいつらのお陰だろ……！」
造船所の人達はまだ混乱気味で色々口々に何か言っていた
そりゃそうだ、暗殺犯と思ってた奴らがそうじゃなかったり、手を貸せだとか急に言われたり……
「おいハレンチ女……！」
「え……！ちょっとその呼び方」
「駅に行くんだろ！案内する」
「ええ……！ありがと」
「パウリーさんちょっと……今の話本当で……！？」
「ゴチャゴチャ言ってねェでケジメ付けろ！ガレーラの名を折る気か！」
まさに鶴の一声、あの一言で皆指示を聞くようになった
それほどまでに、信頼されているのか
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
